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2008年07月20日 00:01

主従逆転

してみると、いいかもしれませんよ。


Oさんから、こんな相談を受けました。

「最近、眠りが浅くて、朝、起きても疲れがすっきりとれないんです。」

それは、つらいですよね。

Oさん以外にも「寝つきが悪い」「よく目が覚める」などの声はよく聞かれます。

では、自分で簡単にできる対処法をご案内しましょう。


そういう方に共通しているのは、気が頭にのぼっていること。

つまり、考え過ぎの場合が多いんですね。

その時、血液も脳に集中しています。

これじゃあ、なかなか眠れませんね。


逆に、脳に血液が集中している時は、手足の末端の血流は減少している場合があります。

これが、手や足の末端だけの冷え症の原因になっていることもあります。

これを逆手にとるわけです。


東洋医学では、気が血を導くと言われます。

つまり、意識したところに気が流れ、血もそれに導かれるということ。

だから、手や足を意識するんです。

これは、自律訓練法といわれるもので、いちおう、まともなモノですから(笑)


<自律訓練法>

1.仰向けに寝る。

2.ノビを3回する。

3.ため息をフーッと3回つく。

4.両腕のあるがままの重さに意識を向けて、「腕」というものの重さを実感する。

5.重さを意識したまま、普段、意識したことのない腕の働きぶりに思いをはせる。

6.まるで、腕をお世話になっている人のようにいたわり、ねぎらいの言葉をかける。

7.両腕の力が抜け、どんどん重くなっていくのを実感したら、両足にも同様に実施する。


騙されたと思ってやってみてください。

ほんとに腕が重くなりますから。


普段は、あなたが「主人」で、腕や足は「従者」ですよね。

それを主従逆転してみるんです。

まるで、腕や足がご主人様だと思うんです。

あなたは、そのご主人様のおかげで、日々、生活が営むことができると。


これは、私が習った指圧の流派でも同じことを教えてもらいました。

患者さんに「下座(げざ)」するんです。

下座っていうのは、謙虚になって、相手の下に位置すること。

といっても、心の中での話しですよ。


医者や治療家は、「私が患者さんを治してやる」と思いがちです。

それは、医者や治療家が患者さんの「上に立つ」こと。

これは、相手が無意識の世界で、受け容れてくれないんですね。

警戒して、ツボが閉じてしまうんです。(「ツボの法則 その3」)


自分の身体でも同じです。

身体を構成する60兆の細胞は、それぞれに意識があります。

私が「私」だと思っているのは、実は脳の一部だけです。

だから、腕や足さえも、お世話になっている相手と思うと、喜んでゆるんでくれるわけです。

この状態で眠ると、良質な睡眠が得られやすいんです。

疲れもすっきりとれますよ。


また、寝つき重視や冷え症対策なら、こんなやり方もあります。

同じように仰向けになり、リラックスします。

手のひらや足の裏から、息を吸っているように意識します。

これだけで、頭に偏っていた気が手足の末端に導かれます。


心身一如。

睡眠薬を飲む前にちょっと試してみてくださいね。


ということで、今宵はこのあたりで。

良い眠りを・・・。

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