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2008年10月08日 00:01

1分間に何回してますか?

あなたも数えてみてください。


昨日の続きです。

「長生きの秘訣は、長息に通ずる」

昔から、こんなふうに言われています。

つまり、呼吸は「浅く速く」よりも、「深くゆったりした」ほうが健康に良いということ。


ひとつ良い例があります。

私たち鍼灸師が、必ず一度は手に取る中国の古典に「難経(なんげい、なんぎょう)」があります。

およそ4~5世紀頃の作だと言われています。

そこにこんな一節があります。

「人一日一夜凡一万三千五百息・・・」

つまり、人は一日でおよそ13,500回、呼吸しているということ。


これを1分間あたりに換算すると、およそ9.37回です。

これに対して、現代人の呼吸数は、生理学的に12~20回とされています。

では、間をとって、仮に16回とします。

一日に換算すると、23,040回となります。

1,600年前と比べて、9,540回も増えていることになります。


これには、運動量であるとか、ストレスであるとか、さまざまな要因が考えられます。

しかし、薬も治療機具もなかった時代。

呼吸という生命活動が健康へのキーワードとして、今より重要視されていたのは間違いないでしょう。


私たち現代人の呼吸の回数が多いということは、浅くて速いんですよね。

ところで、通常、意識せずに呼吸しているとき、一体どれだけの酸素を吸っていると思いますか?

成人男性の肺活量は、平均3,000~4,000mlです。

成人女性では、平均2,000~3,000mlとなります。

生理学用語で、「1回換気量」というものがあります。

普通に意識せずに静かに息をしている時の呼吸量です。

つまり、酸素を得て、二酸化炭素を放出しているガス交換の量です。


どれくらいだと思いますか?

なんとたったの500mlなんです。

それで獲得した酸素は、脳や内臓など、生命にとって、優先順位の高いところから供給されます。

つまり、そんな呼吸ばかりしていると、身体のすみずみまで十分なガス交換が行われないんですね。

だから、呼吸が浅い人は、お肌にシミができたり、かぶれやすくなったりしやすいんです。

東洋医学では、「肺は皮毛(ひもう)を主(つかさど)る」と言います。


ちなみに、肺活量ですが、身長、性別、年齢、姿勢などによって異なります。

成人の推測正常値は、次の公式によって得られます。

・男性={27.63-(0.112×年齢)}×身長(cm)

・女性={21.78-(0.101×年齢)}×身長(cm)


例えば、私の場合は、こうです。

{27.63-(0.112×36)}×175=4,129.65

およそ4,000mlですね。

ちなみに、スポーツ選手の中には、なんと7,000mlも肺活量がある人もいるそうです。


ところで、身体にとって、最も自然な呼吸の仕方とは・・・。


はい、続きは明日です。


今宵は、このあたりで。

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コメント

呼吸面白いですね。納得することばかりです。
この前からの食欲、性欲もフムフムなるほどー。
よくわかります。

脾虚についてもちょっと調べてみましたが、
まなぶさんのブログの検索では出来なくて、
他で見たところによると、自分に当てはまるのかよくわかりません。ただ膝の内側が痛いことはたまにあるので、これかーと思っているのですが。

最近忙しいので、又ゆっくり見てみます。

いつも楽しませてもらっています。

なかよし家族 2008年10月08日 08:11

こんばんは、なかよし家族さん。

そうですか、「脾虚」では検索できませんでしたか。
では、「脾」だけでやってみてください。
それなりにヒットしましたので。

膝の内側が痛いのは、長年にわたって、
甘いものを食べてきた女性に多いですね。

足の親指が外反母指になっているのも、脾虚ですね。

いつもご覧頂き、ありがとうございます。

manablog 2008年10月09日 00:03

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