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2008年11月11日 00:01

水曜サスペンス劇場 ~第四幕~

いやあ、最近、眠いです。

原因は、夜更かしですね。

はい、十分、承知しております(笑)


で、睡眠時間が短い時。

または、徹夜してしまった翌朝。

身体が何か微熱っぽくないですか?

ボーッとして、ちょっとのぼせたような。

メカニズムとしては、あれに近いんですよ。


さて、謎解きでしたね。

血圧を下げるのに良いとうたわれていた黒豆茶。

なぜ、これを飲み続けたMさんの血圧が、逆に急上昇してしまったのか?


これを東洋医学的に説明するのには、やはり陰陽ですね。

五行論でいうと、火(陽)と水(陰)。


まず、陰と陽について。

陰と陽って、どちらが良いとか、優れているってのは、ないんですよ。

古代の中国人が、こんなことを考えました。

宇宙も含めて、この世の森羅万象には、一定の法則があるだろう。

じゃあ、それを陰と陽という2つのエネルギーで説明しようって。

陰と陽って、概念ですからね。

実際、そんなモノがあるわけじゃないですよ。


で、この2つのエネルギーがバランスをとって、この世の全ては成り立っていると。

つまり、調和ですね。

一時的にどちらかが優勢になっても、長い目で見れば、必ず調和しようと動き出します。

これが、「陰陽調和」という法則です。

まあ、小難しい前置きは、このあたりにしておきましょう。


この陰陽理論は、この世の全てにあてはまります。

だから、当然、人体にも適用されますね。

人体にも数多くの様々な働きがあります。

でも、生命を維持する上で、最も重要なのが、心臓ですね。

とにかく、これがしっかり働いてくれないことにはね。


五行論では、「心」は、「火」の属性になります。

ちなみに、五行論は、陰陽と同じく、全てを五行(木、火、土、金、水)の5つの属性に分類します。

そして、その法則性を活用するわけです。


心臓が火の属性なのは、何となくイメージできますよね。

これが止まって死んでしまったら、冷たくなりますものね。

陰陽で言うと、陽の気ですね。


でも、これだけでは、身体の熱はあがる一方。

当然、それと拮抗し、制御する力が必要です。

それが、「腎」になります。

腎の属性は、水です。

陰陽で言うと、陰の気ですね。


だから、人体では、心の火と腎の水がバランス良く釣り合っていることが重要なんです。

車で例えるなら、エンジンとラジエター。

ラジエターって、エンジンを冷やす冷却装置です。

市販されているほとんどの車は、水冷ですから、まさしく人体に似てますね。


車のメーターをみると、水温計がありますよね。

H(HOT)とC(COLD)という表示があって。

で、ラジエターの冷却水が不足していると、どんどんエンジンの温度があがります。

冷却水の温度も「H」に近づいていきます。

ついには、エンジンがオーバーヒートして、車が動かなくなってしまいます。


人の身体もこれと同じ。

例えば、心と腎が、100と100の力で釣り合っていたとします。

しかし、腎を傷めしてしまい、その力が80まで低下しました。

すると、20だけ、腎が心を制御できなくなります。

つまり、火が勝ってしまうんです。

勝つというと、聞こえはいいですが、「亢進」してしまうんです。

つまり、高ぶるんですね。

で、ほっておくと、暴走しかねません。


しかし、この場合、それほど、強い症状は出ません。

なぜかというと、心(火)は100のままだからです。

つまり、いつもどおりの火力です。

ただ、水が火を制しきれなくなっただけ。


ところが、心が120、腎が100になったとします。

これでも、その差は20ですね。

でも、この状態では、かなり強い症状が出ます。

顔も真っ赤だし、頭痛や耳鳴り、めまいなどがするでしょう。

クラクラして、立ってられなくなります。

火が燃えてしまってますからね。


どちらも同じ20の力、火が高ぶっています。

が、その勢いが違うわけです。


で、前者を「虚火(きょか)」、後者を「実火(じっか)」と言います。

なかなか上手い表現ですよね。


東洋医学では、よく「虚実」という言葉を使います。

虚は、いかにもエネルギー不足って感じがしませんか?

つまり、気が不足している。

実は、逆に過剰なんです。


そろそろ頭が混乱してきましたか?

まだ、大丈夫ですか?

ついてこれてますか(笑)


つまり、腎を傷めたら、心が亢進してしまうんです。

今回のMさんは、それですね。


五行論では、腎を元気にしてくれる穀物として、豆が配当されています。

確かに豆を適量摂れば、腎の気を補うことができます。

しかし、摂り過ぎて傷めるのも、やはり腎なんです。


だから、豆を摂れば、利尿作用がありますよね。

つまり、おっしこの出が良くなる。

腎を活性化するからなんです。

で、腎がコントロールしている水の代謝が良くなるんですね。

むくみ対策には、いいと思いますよ。

ただし、「適量」がポイントですけどね。


同じ五行論では、腎は「寒」に弱いんです。

つまり、冷えたものばかり摂っていると、腎を傷めやすい。


今回のMさんは、豆を冷やした状態で摂り過ぎたんですね。

ついに、5日目に腎が降参してしまった。

で、水分はいつもどおりだったのに、おしっこが普段の倍くらい出てしまった。

車でいうラジエターの冷却水が不足した状態。

すると、エンジンはどんどん温度が上がっていきますね。

これが、血圧を急に「200超え」まで上げてしまった原因です。


まだ、黒豆茶を温めて、薄めて、飲まれたら、マシだったでしょうね。

もちろん、個人の腎の力にもよりますよ。

同じ量でも健康な20代の男性だったら、平気でしょうね。


例えば、50代くらいで、でっぷり太って、脂ぎって、いつも赤ら顔のおじさん。

いかにものぼせやすくて、血圧高そうですねという人。

こんな人には、この商品はいいと思いますよ。

火が120くらい燃えている人ですから。


でも、80代で、痩せ型で、冷え気味のMさんには、きつ過ぎたというわけです。

逆に、ご本人は、良かれと思われ、積極的に飲んでしまわれましたからね。


黒豆茶をやめられ、治療をした翌日。

Mさんの血圧は、「136-84」にまで下がりました。

その後、数日は、少しまた上がったりして、まだ、完全に安定までは戻っていません。


おしっこの色は、まだ、元の黄色に比べると、少し薄いようです。

つまり、まだ冷えているということ。

傷んだ腎が回復するのに、もう少し時間が必要ですね。

鍼や灸では、ご本人の自然治癒力を活性化させて、その時間を早めるだけです。

鍼や灸そのもので、症状を改善するわけではありません。

ご本人の自然治癒力以上に急激に変化させるのも、これまた身体の負担になるわけです。


と、すごく長文になってしまいましたね。

こんなことなら、第五幕まで引っ張ったら良かったかな(笑)

にも関わらず、最後までお読み頂いて、ありがとうございます。


さあ、明日からのネタ、どうしよう。

「家政婦」にでもなって、事件を探すしかないでしょうか(笑)


では、今宵はこのあたりで。


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コメント

質問攻めですみません。ネタにはならないかも知れませんが・・ 人間に使役される動物って・・
どうなんでしょう?乗馬とか競馬とかって動物虐待なんじゃないかというのがあって、心から楽しめない私です。やはり動物にとっては不幸なんじゃないかと思うし・・。当地に住むようになってからの疑問(?)です。犬とかには罪悪感は感じないです・・。
 それと、今回のお話ですが、健康な人間でも
食べ物を摂るには陰陽を知って食べないと体に
負担がかかってしまうのですか?

うま 2008年11月11日 22:23

十分、ブログネタになりそうな内容ですね。
でも、しばらくお休みさせてもらうので、ここでお返事させてもらいますね。

あくまで、私の個人的見解ってことで、ご了知ください。

Q1.人間に使役される動物について

確かにそういう見方もできますね。
ところで、うまさんは、障害を負って生まれてきたお子さんを見かけた時、どう思われますか?
かわいそうだなって、思われます?
私は、以前、そう思ってました。
でも、それって、とても失礼なことだと気づかせてもらいました。

これまでのブログでもご案内してきましたが、この世は、「仮の世」だと私は思っています。
魂だけの状態が、元の世界。
で、その魂の向上のため、一番学びを得やすいシナリオを設定して、生まれてきているわけです。
で、この肉体を何十年間か借りているわけです。

つまり、一般的に「つらい」と言われる条件設定をしてこられた魂は、元々、レベルの高い存在なんだと思うわけです。
私だったら、耐えられないシナリオで。
だから、「かわいそう」なんて思うこと自体、失礼極まりないんだと。

で、同じことが、動物の肉体を借りて、シナリオを体験している魂にも言えるわけです。
人間に使われることを設定しているんです。
と、考えれば、何も不幸ではなくなってしまうんですよね。
つまり、その馬なり、犬なりが、不幸かどうかって、誰が決めるんでしょう?

だから、さきほど頂いたコメントのお返事にもつながります。
こういうことって、「この世とは?」とか、「何のために生きているか?」っていうところを見つめなおさないと、受け容れられないんです。
そもそも、輪廻転生を信じておられない方には、全くナンセンスなお話しだと思います。

いかがでしょうか?

Q2.食べ物の陰陽を知ることについて

結果的にそうなってしまうこともあるでしょうね。
ただ、私たちの身体は、多少の変化にも恒常性を保とうという働きが作用します。
その本人の許容量を超えた場合、やはり負担になることはあるでしょう。

そのためには、身体のセンサーを敏感にしておくこと。
そうすれば、自分の身体にあわない食べ物や行動をした時に「不快」だというアラームが発動します。
そのアラームを受け取り、従うだけでいいんじゃないでしょうか。

でも、結局は、「あなたはどう生きますか?」ってことだと思います。
神様から与えられた人生を自ら描いたシナリオの中で最大限に楽しむことをテーマにした場合。
これは、それほど重要な意味を持ちません。

下手にそれを知ったおかげで、いちいち、食べるときに神経質になるなら、知らないほうがマシです。
だから、これも同じく土台の設定如何によって、変わってくるわけです。

私の場合、気にせず、何でも食べてます。
いちいち、陰陽のことなんか考えてません(笑)

ただ、そういう知識があったほうが、おもしろいなあと思うから、勉強しただけです。
その勉強も興味の薄いところは、一切していません。
ただ、知りたいから、しているだけです。

一切、そういうことを知らなくても、頂く時に美味しく、感謝できれば。
自らの細胞が良いように変化させてくれると考えています。

いかがでしょうか?
いつもありがとうございます。

manablog 2008年11月12日 01:42

 解説ありがとうございます。イライラしたら「勿体無い」という意味だったのですね。陰陽の気に仕方も安心しました。 競馬や乗馬やサラブレッドが大好きなのですが馬の身を考えると手放しで喜んでいいのだろうかという葛藤(?)がずっとありました。記事の意味をゆっくり考えさせていただきます。

 それと動物に宿る魂も人の魂も同じものなんですか?!
 質問するほど質問が増えていきます・・。

うま 2008年11月12日 02:37

同じみたいですよ。
魂は、鉱物⇒植物⇒動物⇒雲⇒人間⇒神様の順番で生まれ変わっていくみたいです。
それぞれ10万回、転生するみたいですよ。

今、目にされているサラブレッドもいつかは、人間に転生しているのかもしれませんね。
そう考えたら、おもしろいですね。

いつもありがとうございます。

manablog 2008年11月12日 23:10

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