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逆に、それは、若い証拠だとも言えますね。
先日、Kさんから頂いたご相談です。
Kさんは、20代後半の女性。
OLをされていて、残業も多いそうです。
食事を摂るのも遅いとか。
で、休日は昼まで寝て、出かけるのも億劫みたいです。
Oさんの症状。
それは、生理痛がきついこと。
ほんと会社を休みたくなるそうです。
さらに、生理中に時々、鼻血が出るそうです。
もちろん、顔や頭をぶつけたわけでもありません。
また、鼻炎などの鼻の疾患もありません。
だから、ご自分でもすごく心配されたそうです。
生理痛もさることながら、なぜ、鼻血が?
とりあえず、耳鼻科に行かれたそうですが、「異常なし」。
でも、やっぱり鼻血はとまらない。
で、お友達の紹介で来られたわけです。
東洋医学的には、Oさんは、脾虚でしたね。
さらに、お仕事のストレスも重なって、肝も昂ぶっていました。
脾には、統血(とうけつ)作用があります。
字の如く、血を適材適所にコントロールする役割です。
また、血が体外に漏れないように制御しているのもこの働きです。
で、普段の食生活をうかがって、さらに納得。
大の甘いもの好きだそうです。
最近は、さらにお仕事のストレスがたまると、ヤケ食いされることも。
この甘いものがポイントです。
おなじみの五行論の五味。
脾に対応する味は、「甘」。
本来、この甘いは、砂糖ではありません。
玄米などの穀物を噛みしめた時のおだやかな甘み。
古代では貴重品でしたからね、砂糖は。
で、脾は甘いもので補われもしますが、摂り過ぎて傷めるのもやはり脾。
甘いもの好きの方は、脾の症状が出やすいですね。
よく年配のご婦人で、膝の内側が痛くなられる方。
だいたい甘いものが好きですね。
さらに、外反母趾とのセットが多いですね。
足の親指の内側から、膝の内側のルートは、脾経の通り道。
外反母趾も東洋医学的には、脾虚ととらえます。
だから、整形外科で骨を削っても治りません。
そうそう、子宮筋腫や子宮内膜症の方もほとんど甘いものが好き。
「いえ、私は甘いものが苦手よ。」
という方は、代わりにお酒が大好き。
どちらも最終的に糖に分解されます。
そんな方の血は、まさしく甘いわけです。
余分な糖がたっぷりあるわけですから。
もちろん、サラサラじゃなく、ドロドロ。
それじゃあ、身体も困るわけです。
じゃあ、どうするの?
という話から考えていくと、分かりやすいんです。
当然、余分なものを排出しようとします。
基本は、便、尿、汗の3点セットです。
でも、便秘だし、汗もかかないという場合。
仕方がないので、皮膚から出します。
食べ過ぎると、すぐに吹き出物ができる方は、そういうことですね。
さらに、女性の場合は、そこに生理が加わるわけです。
生理という現象は、何も受精だけが目的ではありません。
ある研究によると、ほんとに受精のための生理は、年に2~3回しかないそうです。
じゃあ、何のため?
それは、「お掃除」のためです。
体内の余分なものを捨てる働き。
言わば「自然の透析」みたいなもの。
血液と一緒にカラダのゴミを出してくれるんですね。
時々、月に二回生理が来る方もいらっしゃるようですね。
それも、「お掃除」のサイクルを早めようとしているわけです。
つまり、それだけ捨てなきゃならないものが多いってことですね。
また、排卵時に出血するとか、Kさんのように鼻血が出るのも同じ理由。
だから、耳鼻科に行っても、分からないんです。
鼻そのものの問題では、ありませんからね。
ただ、このような出血によって、お掃除しようとするのは、身体にとっては良いこと。
子宮が健康で若い証拠です。
30代以降、その働きが鈍ってくると、外に出せなくなります。
すると、どうするのか?
じゃあ、おできにしてまとめましょうって話になるんです。
子宮筋腫は、そういうことです。
最近は、20代の方にも子宮筋腫や子宮内膜症が増えているようですね。
哀しいかな、実年齢に比べて、身体の老化が進んでいる証拠です。
先日も申し上げましたが、結果は、部分に出ることが多いんです。
Kさんの場合は、鼻血でしたね。
鼻だから、耳鼻科。
これは、鼻を部品として考えるとそうなります。
その結果、単に、「鼻血をとめること」を目的にしてしまいます。
でも、なぜ、身体は鼻血を出す必要があるのか?
そうやって、全体の問題としてとらえないと、なかなか本質には近づけません。
Kさんにもご納得頂きました。
でも、根本の「甘いものを控える」ってのが、一番つらいようですけどね(笑)
ということで、今宵はこのあたりで。
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