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ショッピングサイト【アクトスモール(ACTOS Mall)】

2009年09月22日 00:01

It's a small letter.

おっしゃるとおりです。


Yさん、活発ですねえ。

どうしましょう?

どうも出来ないんですけどね(笑)

人智の及ぶところではありません。


その毒気・・・いえ、寛大さに包容されて飛ばされてしまったKくんミニ伝説。

「出し惜しみはイケません。」

ごく一部の評議委員の方から、ご指摘を頂きました。

そうですね、おっしゃるとおりです。


Kくんと初めて会ったのは。

私が19歳、大学1年生の夏。


当時、私は、家庭教師を週6件、こなしておりました。

そのうちのひとりが、Kくんです。


Kくんは、当時、中2。

どの教科かが?

と言うより。

そもそも、学校の授業についていけてなかったんですね。


あらかじめ、耳にしていました。

けど、実際に目の当たりにすると、さすがに悩みました。

正直、小学校の高学年から、やり直さなければいけないくらいだったんです。


さらに、輪をかけて、Kくんは、かなり内気。

相当、人見知りが激しいのです。

声も小さいし。

ボソボソと何を言ってるか分からないし。

そもそも、私と目をあわせてくれません。


だから、塾もダメ。

家庭教師も何度も代わって来たんだそうです。


う~ん、これは、何を教えるか以前の問題だな。

ということで、とりあえず、遊びに行きました。

いえ、いちおう、勉強した後でね(笑)

Kくんの妹さんも一緒にね。


ボーリング、ビリヤード、先週、彼女と行った夜景ポイントなどなど。

その時、心がけたこと。

Kくんは、たしかに人見知りが激しい。

だからと言って、そこに気を遣っている素振りはやめようって。


それって、分かりますからね。

しかも、本人が一番気にしているだろうし。

腫れモノに触るようってのが、一番堪えるんだと思います。


だから、年下のいとこに話しかけるような感じでいきました。

宿題の約束を守らなかったら、泣かせない程度に叱りましたしね。

とにかく、しばらくは、毎週、遊びに行きましたね。


最初のうちは、半分、仕事だったんです。

でもね、そのうち、楽しみになってきたんです、私自身が。

次は、どこへ連れて行ってやろうかなあって。


Kくんは、そんな性格だから、ほとんどなかったんです。

友達とそんなところへ遊びに行くことが。

そのうち、Kくんからリクエストまで出るようになりました。

3ケ月くらいして、やっとつながってきたなあって。


しかし、勉強のほうは、相変わらず、厳しいまま。

こちらもお金をもらっている以上、結果を出さないとイケません。


手作りのプリントや教材を作ったり。

どこから、分からないのか?

小学校の教科書を開いて話し合ったり。


おかげで、数学と社会は、成績もちょっと上向いてきました。

しかし、英語がダメ。

もう入り口から拒否反応なんです。

だから、中2なんだけど、アルファベットの大文字、小文字からやってました。


「じゃあ、最初は、Aを書いてみて。」

Kくんがたどたどしい手つきで、五線紙に「A」と書きます。

「そう、正解。で、それはね、大文字やね。じゃあ、小文字のAは?」

Kくんは、しばらく考え込みます。


(おいおい、頼むで。もうすぐ中間テストやのに。)

内心、かなり焦っていた私。

その時、Kくんが私の目をチラッとのぞき込みます。

「おっ、思い出したんか?」


Kくんの手がゆっくり動きます。

「どれどれ・・・はっ!」

一瞬、固まってしまった私。

Kくんが、心配そうに、再び、私の目をのぞき込みます。


そこには、大文字の「A」の横。

半分くらいの大きさの「A」が並んでいたのです。

確かに「小文字=小さい文字」だ。

ある意味、間違ってません。


「惜しいなあ。それが、小文字だったか?」

いきなり答えを示すではなく、ある程度、自分で考えてもらわないと。

Kくん、考え中・・・。

そして、ハッと気付いたかのように、再び、手が動き出しました。


「そうそう、思い出したやろ。小文字は・・・ハッ!」

再び、息を呑み、固まる私。

そこには、さきほどの小さい「A」のさらに半分。

ほんとに小さい「A」が書かれていたのです。


こりゃ、いかん。

もう一回、大文字と小文字の意味から説明し直さないと・・・。


こんな様なショックが、毎週、用意されていたのです。

こうして、私は、コミュニケーションの基礎を学ぶことができました。

そういう意味では、Kくんは、私の師匠。


おかげさまで、この時の経験が、今の仕事で大いに役立っています。

おじいちゃん、おばあちゃんとの意思疎通。

まさかここまでというくらいに、繰り返し、ストーリー仕立てでお話しします。

その原点は、Kくんだったなあ。


今、思えば、ものすごくピュアでした、彼。

当時は、その良さがよく分かりませんでしたけど。

そんな彼も、もう30代なんですよねえ。

今頃、どうしているんだろう?

久しぶりに会ってみたいなあ。


とは言いつつ、当時のご縁が未だに続いているご家庭もあります。

これって、すごいでしょ?

もう20年近くなりますからね。

私の大学の後輩になってたりしてましたから(笑)


今は、同じ社会人として、お互いの仕事のことを話したりします。

同じく「脱サラ独立」を狙ってるし(笑)

おもしろいもので、まさしく「共鳴」なんですね。


こう考えると、これまでの全てが現在の自分につながって来ていることがよく分かります。

「偶然はなく、全ては必然。」

全ては、用意されていた。

あらゆる経験も、人とのご縁も。

ありがたいことですよね。


「一期一会」

Kくんを思い出しながら。


では、今宵はこのあたりで。

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