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♪クックッ クック・・・。
「クククッ」
そう、思わずこらえ切れずに漏らしてしまいました。
青い鳥ではなく、青い顔をした照喜名先生の横顔に・・・。
どうもみなさん、お待たせ致しました。
おかげさまで、わが地域の秋祭りも無事終了しました。
毎年のことながら、今年も濃い~時間が流れておりました。
まだ、若干、気だるさが残る身体。
しかし、心を奮い起してペンを握ります。
そう、照喜名先生のあんな姿を見せられては・・・。
はい、照喜名先生のYさん宅上陸作戦ですね。
Yさんでピンと来られない方は、こちらをどうぞ。
(Yさん伝説:1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33,34,35)
前回、鮮烈な初対面を終えられたYさんと照喜名先生。
私の中では、あくまでYさんへの「面通し」。
Yさんがどのような反応を見せられるか?
それで大丈夫だと判断できてこそ、はじめて上陸作戦をお願いできるわけです。
そう、誰にでもというわけにはいきません。
Yさんは、ご自分に「あう」「あわない」の答えをすぐに出されます。
早いですよ、まさに即決。
気を遣って相手にあわすということをされません。
だから、ご紹介するなら、お眼鏡にかなう人でないと、私が信用を失ってしまいます。
で、私がその点において重視しているポイント。
それは、「素直さ」。
Yさんは、ほんとご自分に素直な方なんです。
だから、同じように響き合う方でないと難しいんです。
で、一番あわないのが、「理屈をこねる」人。
本心から発する「素直さ」に対し、頭で考えた「理屈」で返す。
これは、どう考えてもうまくいきませんよね。
かく言う私も「理屈っぽい」とよく言われました(笑)
いくらかマシになったものの、まだまだその傾向は色濃く残っています。
それは、自分に自信がないから。
それを取り繕うために理屈で武装しているわけです。
しかし、Yさんの前に引き出されると、不思議と素直になれるんですよね。
「この人の前で飾っても仕方がないな。」
そんな鎧を着ていることがバカらしく思えてしまいます。
その点、照喜名先生は、大丈夫。
ブログでご縁を頂いたわけです。
しかし、初めて実際にお会いして分かりました。
ほんと素直な方だなあと(笑)
これなら、きっとYさんの上陸許可も下りるだろうと。
だって、私も頼みにくいですからね。
ご厚意でご飯を頂いているのに、さらに友人まで同席させてもらうわけですから。
ただ、照喜名先生にも一生の思い出として頂けることは間違いありません。
だからこそ、ストーリーとして必要なわけです。
「愛情に満ちた手料理に飢えている」
という思わずYさんが腕をふるいたくなる悲劇の主人公が。
けど、私は「喜劇」にするつもりでしたけどね、最初から(笑)
だから、作戦決行までの1ヶ月間。
徹底的な情報作戦を仕込んでおきました。
「毎日、帰っても誰もいない食卓で、ひとりコンビニ弁当を食べておられるようです。」
「以前、栄養が偏った食事のせいで、体調を崩して入院されたそうです。」
「Yさんにお会いして、離れて暮らすお母さんの面影を思い出されたそうです。」
私が得意とする「ないことないこと」作戦。
だって、あのYさん宅で食卓をともに囲んでもらうわけです。
「腹八分でちょうどいい具合でした。」
っていうわけには、いきませんよね?
それこそ、照喜名先生を失望させてしまうことでしょう。
ここは、ホストとしての責務を果たさなければなりません。
しかし、そんな私の援護射撃も必要ないほど。
「あら、そうですか。じゃあ、用意しておきますよ。」
照喜名先生の拝殿をあっさりと許可して頂けました。
「じゃあ、何にしようかしらねえ・・・好き嫌いは何かおっしゃってました?」
「いえ、私と同じく全くないそうです。」
もちろん、ご本人には、未確認です(笑)
「若いから、たくさん食べられるんでしょうねえ。」
「ええ、ご飯なら三合ぐらいはペロリだそうです。」
同じく未確認(笑)
「ちょっと揚げ物や油っこいのが混じっても大丈夫かしら?」
「上質のごま油なら、ストレートで飲めるぐらい大好きみたいですよ。」
確認するまでもありません(笑)
「じゃあ、あれと、これと・・・ああ、あれもいいかも。」
すでに、Yさんは、トランス状態。
まるで、恐山のイタコのように、ブツブツと呪文が口をついて出てきます。
照喜名先生も本能的に身の危険を感じられたんでしょうか。
まるで、地震を察知したネズミのように、心が落ち着かなかったようです。
決戦前に頂いたメールを一部抜粋させて頂きます。
「いよいよ土曜、決戦ですね!」
「なんか体育会時代の試合が近づいてきた緊張感とちょっと似ていて懐かしい感じです。」
「3日に備えて、僕なりに胃腸のコンディショニングに励みます。」
ねっ、気合いが入っているでしょ?
「ここまで来たら、当たって砕ける覚悟です!」
心配、ご無用。
「当たら」なくても、「砕け」ますから(笑)
「ただ、あまりYさんを煽るような発言はご遠慮ください。」
はい、承知しております。
しかし、「生焼け」はいけませんからね。
しっかり中まで火が通るように火力は調節させてもらいました。
こうして、決行の日、10月3日(土)の朝を迎えました。
当日、実は、私は講演のお仕事を頂いてました。
京都府の北部、車で片道3時間の京丹後市。
そこで、パワフルなおば・・・いえ、お姉さま方に「若返り」ネタの講演。
すぐに大阪に帰って来て、照喜名先生と合流、Yさん宅へ。
・・・の予定のはずが。
講演後、エレガントな淑女のみなさまに拉致・・・いえ、個別のご相談をたくさん頂きました。
まるで、「先着100名様に卵1パックプレゼント」でもしているかのように。
私の前には、20人以上、並んでおられます。
「用事があるので、ここで失礼します。」
とは、とても言えない雰囲気。
結局、当初予定より2時間ほどオーバーして解放・・・いえ、送りだして頂けました。
私の精気を吸いとられて、すっかり若返られたお姉さま方に。
おまけに、ちらし寿司やら、おまんじゅうやら、手料理や名物をご相談の度に頂戴してしまいました。
正直、もうお腹いっぱい。
これは、危険ですね。
普段なら、この状態でYさん宅にうかがうことは自殺行為。
しかし、今日は、弾除け・・・いえ、照喜名先生がいらっしゃいます。
ここは、スペインの闘牛士のように赤い布をしっかりはためかせて、ターゲットを明確にする必要があります。
「照喜名先生、供養はしっかりさせて頂きます。」
そう、心に誓い、一路、大阪へとハンドルを握る私。
本来なら、早めに大阪に戻って、セミナーを受講された照喜名先生を会場近くでお待ちする予定。
なのに、予定より大幅に遅れて、現地を発った私。
さらに、高速道路は事故渋滞。
おまけに、迂回路まで渋滞の長い列。
しかし、時間を見計らって調理をしてくれているYさんを待たせるわけにはいきません。
早速、照喜名先生に事情をメール。
照喜名先生にYさん宅の最寄り駅まで電車で移動してもらうことに。
何とか予定より、10分程度の遅れで、照喜名先生と合流。
しかし、その時、すでに、私はヘロヘロ。
さすがに往復6時間の運転は、効きました。
おまけに、お腹も減ってません。
「照喜名先生、お腹減ってますか?」
「はい、いちおう、Yさん宅にうかがうつもりで・・・。」
「なら良かった。今日は、お願いしますね。」
「はあ、こちらこそ。」
照喜名先生は、この時、気付いておられませんでした。
私の「お願い」の真の意味を。
多分、儀式の前の挨拶程度に思っておられたことでしょう。
しかし、この後、身をもって知ることとなるのです。
実は、「2対1」ではなく、「1対2」であることを・・・。
-つづく-
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