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ショッピングサイト【アクトスモール(ACTOS Mall)】

2009年10月16日 00:01

秘密兵器は、子だくさん!?

少子化対策の切り札かもしれませんね。



照喜名先生、やりますねえ。

イカメシをほぼ1杯、食べられたんじゃないですか。


ちなみに、私は、マツタケごはんのおにぎりを1個だけ。

イカメシは2杯とも、照喜名先生の前に。


そして、ひたすら援護射撃。

「あれ、照喜名先生。〇〇をまだ食べてないんじゃないですか?」


照喜名先生から「オイッ!」っていうような鋭い視線が返ってきます。

そこは、知らないフリで軽く流して、照喜名先生の分を小皿に取り分けます。


もうYさんの視線は、照喜名先生に釘付け。

ヨシヨシ、作戦どおりだ。

フフフ。


さあ、イカメシもひと段落ついた頃。

さすがにもうフィナーレだろう。

照喜名先生の瞳に安堵感が垣間見えます。


しかし、Yさんは、それを待っていたかのように、テポドンの照準を合わしておられたのです。

「じゃあ、そろそろお魚でも焼きましょうかね。」

照「えっ・・・魚ですか?」


そう、Yさんの食卓で、魚介類を外すことはできません。

一気に出しても、お皿を置く場所がないだけのこと。


また、決まっているのです、順番が。

最初にこれを食べて、次に、これを・・・という懐石料理のような演出。

その度に、納得のいく感想を耳にしないと、先に進むことはできません。


「ほら、関サバ以上の活きのいいサバが入ったのよ。」

早速、サバがふた切れ、グリルの奥へと姿を消します。


その間も箸を休めることは許されません。

ここは、私がナビするしかないですね。


「あれ、照喜名先生。トンカツ、食べられました?」

ちなみに、私はひと切れも食べてません。

「えっ、もう頂きま・・・」

「さあさあ、ソースをかけさせてもらいますね。ドンドン召し上がってください。」

「・・・。」


見計らったように、サバが焼きあがります。

「そう言えば、照喜名先生がおっしゃってましたね。」

「えっ?」

「本州は、魚がおいしいって。」


そう、本州は、お米だけではありません。

お魚もおいしいのです・・・多分。


そこに、Yさんがテポドン2号を打ちこまれます。

「あら、知ってるわよ。」

「はい?」

「沖縄は海が温かいでしょ。」

「ええ、そうですね。」

「だから、お魚の身が引き締まらないのよ。」

「はあ、そういうものですか。」

「そう、だから、ここにいるうちにしっかり食べてもらわないとね。」

「いやあ、勉強になりました・・・みたいですよ、照喜名先生。」


もう反応がありません。

どうやら、固まってしまわれたようですね。

ひたすらゲップの照喜名先生。

視線が遠くを見つめておられます。


きっと必死にこらえられているのですね。

胃からこみ上げてくる酸っぱいものを。


しかし、先生だけにそんな思いはさせませんよ。

私もこらえるのに必死でした。

お腹の底からこみ上げてくる笑いを。


他人事って、こんなに楽しいものなんですね。

いやあ、よく分かりました。

普段、みなさんが、どんな気持ちでYさん伝説をご覧になって頂いているのかが。



何とかサバも食べ終えたその時。

私さえ、予想しなかった次の一手。

中距離弾道ミサイル「ノドン」が用意されていたのです。


「じゃあ、次はコレを焼きましょうね。」

照・谷「えっ!?」


今、頂きましたよ、サバ。

はい、確かに脂がしっかりと乗って、美味しかったです。

そんな二人の心の叫びなど、Yさんに届くはずもありません。


「ジャジャーン!たくさんありますからね。」

出ました。

本日、2回目の効果音。


パックに仲良く並んでいるのは、子持ちししゃも。

本名カペリンですね。

それを10匹近くグリルに放り込んで行かれます。


その間も時間は進むのです。

Yさんの食卓には、箸置きというものがありません。

常に、口を動かしていなければなりません。


私は、ひたすらインゲン豆の天ぷら。

合間に、かまぼことちくわ。

軽めのおかずをゆっくりと巡回します。


私が箸を休めないのですから、照喜名先生も休むことは許されません。

正直にヘビーなトンカツやイカメシに箸を伸ばされています。


まるで、ツーアウト一塁でピッチャー真正面にバントを転がすような正直さ。

見る者の心を打たずにはいられないそのひたむきさ。


しっかりと見届けさせてもらいましたよ。

骨は私が拾います。

心おきなく旅立ってください。

おっと六文銭をお渡しするのを忘れてましたね。


しかし、ここで予期せぬ展開が。

10匹はあるししゃも。

なのに、照喜名先生の箸が進みません。


しまった・・・弱らせ過ぎたか。

すでに、戦力外通告が出されたようです。


しかし、Yさんの鋭い視線は、ししゃもに注がれたまま。

その重圧に耐え切れず、私も箸を伸ばします。

7匹。

照喜名先生、これがせめてもの餞(はなむけ)です。


う~む、ここは、魚に関しても次回への布石が必要ですね。


「あのー、Yさん。」

「はい?」

「いや、実は照喜名先生がね。」

「はいはい。」

「うるめいわしが大好物みたいなんですよ。」


再び「オイ、オイ」という照喜名先生の視線。


「あら、そうなの?」

「一度でいいから、本物の天日干しが食べたいって。」

「じゃあ、次は用意しておかないとね。」

「ええ、是非、お願いします。」


そして、照喜名先生へ視線を向けられて、

「でも、大丈夫?」

Yさんの目が妖しく光ります。


さあ、みなさん、用意はいいですか?

この後、殺し文句が登場します。


はい、いつもどおり、深呼吸を3回。

そう、ゆっくりと。

トイレも済ませておかないと、床上浸水しかねませんよ。


では、どうぞ。



「・・・歯ぁ、折れるわよ。」



いやあ、これには、参りました。

この殺し文句。

我慢できずに噴き出してしまいました。


そう、固い。

固いんです。

過去の伝説でも出てきましたね。

釘でも打てそうなくらい芯が強いのです。

こちらも、相当、強い意志を固めて望まないと、ほんとに歯が折れかねません。


しかも、頭は間違いなく炭になってますからね。

発ガン対策も必要となってきます。



さあ、少し片付いた食卓のスペース。

しかし、まだ気を抜くことはできません。

順番にYさん自慢のビンたちがエントリーされてきます。

「このお漬物はね・・・(後略)」


いやあ、お見事ですよ、照喜名先生。

ひと箸ずつとはいえ、しっかりと食されてましたね。


「じゃあ、後は、折箱に入れておきましょうね。」

箸を置いてもよし。

ついに、勅許が降されました。


いやあー、長かった。

そう、混沌の世界では、時間の流れが異なります。

お腹の満腹具合に比例して、時間の流れが遅くなるのです。

そうですよね、照喜名先生?


そうそう、忘れてはいけません。

この後、照喜名先生には、大事なお仕事がありましたね。

そう、Yさんへのマッサージ。


腹十二分目での施術。

これは、結構、つらいんですよねえ。

のど元まで酸っぱいものが上がってきてますからね。


しかし、さすがは優秀な医療人。

最後の気力を振りしぼって、ベッドへとYさんを誘(いざな)う照喜名先生。

まるで、燃え尽きる前に一瞬燃え盛る炎のように。



「Yさん、本当に今日はありがとうございました。」

「いえいえ、お構いもせず。また、来てくださいね。」

「ええ、是非、また、お邪魔したいっておっしゃってますから。ねっ?」

「あっ、はい・・・是非。」

「そう、じゃあ、次もしっかりと用意しておかなくちゃね。」

「・・・。」


おっと忘れるところでした。

「そうそう、Yさん。」

「はい?」

「照喜名先生は、本州のお米とお魚に目がないそうですから。」

「はいはい、分かりました。ちゃんと用意しておきますから。」

「・・・。」


これで、次回は、天日干しのうるめいわしが登場することは間違いありません。

さあ、照喜名先生の臼歯は、あの固さに耐えきれるのか?

もしかすると、インプラントの予約を入れておいたほうがいいかもしれませんよ(笑)


いやあ、濃密な時間を共有させてもらいました。

最後に、今回の上陸作戦の評価が必要ですね。


「私もいつかは・・・。」

と、密かに心に誓いを立てられているあなた。

必見です。


-つづく-

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