http://blog.actosmember.com/trackback.php?id=1664
※記事と直接関係のない内容のトラックバックはお断りする場合があります。ご了承ください。
少子化対策の切り札かもしれませんね。
照喜名先生、やりますねえ。
イカメシをほぼ1杯、食べられたんじゃないですか。
ちなみに、私は、マツタケごはんのおにぎりを1個だけ。
イカメシは2杯とも、照喜名先生の前に。
そして、ひたすら援護射撃。
「あれ、照喜名先生。〇〇をまだ食べてないんじゃないですか?」
照喜名先生から「オイッ!」っていうような鋭い視線が返ってきます。
そこは、知らないフリで軽く流して、照喜名先生の分を小皿に取り分けます。
もうYさんの視線は、照喜名先生に釘付け。
ヨシヨシ、作戦どおりだ。
フフフ。
さあ、イカメシもひと段落ついた頃。
さすがにもうフィナーレだろう。
照喜名先生の瞳に安堵感が垣間見えます。
しかし、Yさんは、それを待っていたかのように、テポドンの照準を合わしておられたのです。
「じゃあ、そろそろお魚でも焼きましょうかね。」
照「えっ・・・魚ですか?」
そう、Yさんの食卓で、魚介類を外すことはできません。
一気に出しても、お皿を置く場所がないだけのこと。
また、決まっているのです、順番が。
最初にこれを食べて、次に、これを・・・という懐石料理のような演出。
その度に、納得のいく感想を耳にしないと、先に進むことはできません。
「ほら、関サバ以上の活きのいいサバが入ったのよ。」
早速、サバがふた切れ、グリルの奥へと姿を消します。
その間も箸を休めることは許されません。
ここは、私がナビするしかないですね。
「あれ、照喜名先生。トンカツ、食べられました?」
ちなみに、私はひと切れも食べてません。
「えっ、もう頂きま・・・」
「さあさあ、ソースをかけさせてもらいますね。ドンドン召し上がってください。」
「・・・。」
見計らったように、サバが焼きあがります。
「そう言えば、照喜名先生がおっしゃってましたね。」
「えっ?」
「本州は、魚がおいしいって。」
そう、本州は、お米だけではありません。
お魚もおいしいのです・・・多分。
そこに、Yさんがテポドン2号を打ちこまれます。
「あら、知ってるわよ。」
「はい?」
「沖縄は海が温かいでしょ。」
「ええ、そうですね。」
「だから、お魚の身が引き締まらないのよ。」
「はあ、そういうものですか。」
「そう、だから、ここにいるうちにしっかり食べてもらわないとね。」
「いやあ、勉強になりました・・・みたいですよ、照喜名先生。」
もう反応がありません。
どうやら、固まってしまわれたようですね。
ひたすらゲップの照喜名先生。
視線が遠くを見つめておられます。
きっと必死にこらえられているのですね。
胃からこみ上げてくる酸っぱいものを。
しかし、先生だけにそんな思いはさせませんよ。
私もこらえるのに必死でした。
お腹の底からこみ上げてくる笑いを。
他人事って、こんなに楽しいものなんですね。
いやあ、よく分かりました。
普段、みなさんが、どんな気持ちでYさん伝説をご覧になって頂いているのかが。
何とかサバも食べ終えたその時。
私さえ、予想しなかった次の一手。
中距離弾道ミサイル「ノドン」が用意されていたのです。
「じゃあ、次はコレを焼きましょうね。」
照・谷「えっ!?」
今、頂きましたよ、サバ。
はい、確かに脂がしっかりと乗って、美味しかったです。
そんな二人の心の叫びなど、Yさんに届くはずもありません。
「ジャジャーン!たくさんありますからね。」
出ました。
本日、2回目の効果音。
パックに仲良く並んでいるのは、子持ちししゃも。
本名カペリンですね。
それを10匹近くグリルに放り込んで行かれます。
その間も時間は進むのです。
Yさんの食卓には、箸置きというものがありません。
常に、口を動かしていなければなりません。
私は、ひたすらインゲン豆の天ぷら。
合間に、かまぼことちくわ。
軽めのおかずをゆっくりと巡回します。
私が箸を休めないのですから、照喜名先生も休むことは許されません。
正直にヘビーなトンカツやイカメシに箸を伸ばされています。
まるで、ツーアウト一塁でピッチャー真正面にバントを転がすような正直さ。
見る者の心を打たずにはいられないそのひたむきさ。
しっかりと見届けさせてもらいましたよ。
骨は私が拾います。
心おきなく旅立ってください。
おっと六文銭をお渡しするのを忘れてましたね。
しかし、ここで予期せぬ展開が。
10匹はあるししゃも。
なのに、照喜名先生の箸が進みません。
しまった・・・弱らせ過ぎたか。
すでに、戦力外通告が出されたようです。
しかし、Yさんの鋭い視線は、ししゃもに注がれたまま。
その重圧に耐え切れず、私も箸を伸ばします。
7匹。
照喜名先生、これがせめてもの餞(はなむけ)です。
う~む、ここは、魚に関しても次回への布石が必要ですね。
「あのー、Yさん。」
「はい?」
「いや、実は照喜名先生がね。」
「はいはい。」
「うるめいわしが大好物みたいなんですよ。」
再び「オイ、オイ」という照喜名先生の視線。
「あら、そうなの?」
「一度でいいから、本物の天日干しが食べたいって。」
「じゃあ、次は用意しておかないとね。」
「ええ、是非、お願いします。」
そして、照喜名先生へ視線を向けられて、
「でも、大丈夫?」
Yさんの目が妖しく光ります。
さあ、みなさん、用意はいいですか?
この後、殺し文句が登場します。
はい、いつもどおり、深呼吸を3回。
そう、ゆっくりと。
トイレも済ませておかないと、床上浸水しかねませんよ。
では、どうぞ。
「・・・歯ぁ、折れるわよ。」
いやあ、これには、参りました。
この殺し文句。
我慢できずに噴き出してしまいました。
そう、固い。
固いんです。
過去の伝説でも出てきましたね。
釘でも打てそうなくらい芯が強いのです。
こちらも、相当、強い意志を固めて望まないと、ほんとに歯が折れかねません。
しかも、頭は間違いなく炭になってますからね。
発ガン対策も必要となってきます。
さあ、少し片付いた食卓のスペース。
しかし、まだ気を抜くことはできません。
順番にYさん自慢のビンたちがエントリーされてきます。
「このお漬物はね・・・(後略)」
いやあ、お見事ですよ、照喜名先生。
ひと箸ずつとはいえ、しっかりと食されてましたね。
「じゃあ、後は、折箱に入れておきましょうね。」
箸を置いてもよし。
ついに、勅許が降されました。
いやあー、長かった。
そう、混沌の世界では、時間の流れが異なります。
お腹の満腹具合に比例して、時間の流れが遅くなるのです。
そうですよね、照喜名先生?
そうそう、忘れてはいけません。
この後、照喜名先生には、大事なお仕事がありましたね。
そう、Yさんへのマッサージ。
腹十二分目での施術。
これは、結構、つらいんですよねえ。
のど元まで酸っぱいものが上がってきてますからね。
しかし、さすがは優秀な医療人。
最後の気力を振りしぼって、ベッドへとYさんを誘(いざな)う照喜名先生。
まるで、燃え尽きる前に一瞬燃え盛る炎のように。
「Yさん、本当に今日はありがとうございました。」
「いえいえ、お構いもせず。また、来てくださいね。」
「ええ、是非、また、お邪魔したいっておっしゃってますから。ねっ?」
「あっ、はい・・・是非。」
「そう、じゃあ、次もしっかりと用意しておかなくちゃね。」
「・・・。」
おっと忘れるところでした。
「そうそう、Yさん。」
「はい?」
「照喜名先生は、本州のお米とお魚に目がないそうですから。」
「はいはい、分かりました。ちゃんと用意しておきますから。」
「・・・。」
これで、次回は、天日干しのうるめいわしが登場することは間違いありません。
さあ、照喜名先生の臼歯は、あの固さに耐えきれるのか?
もしかすると、インプラントの予約を入れておいたほうがいいかもしれませんよ(笑)
いやあ、濃密な時間を共有させてもらいました。
最後に、今回の上陸作戦の評価が必要ですね。
「私もいつかは・・・。」
と、密かに心に誓いを立てられているあなた。
必見です。
-つづく-
コメント
コメントを書く