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ショッピングサイト【アクトスモール(ACTOS Mall)】

2009年11月29日 00:02

あなたは、足りてますか?

実は、意外に多いんですよ。


Iさんは、20代のOL。

お母さんのご紹介なんですけどね。

いつも体調が崩れると、来院されます。


症状は、大体同じ。

肩こり、頭痛、寝違いなど。


実は、先週も来院されたんです。

頭痛がひどいとのこと。


朝、目覚めたら、頭が重い。

仕事中、さらに悪化。

ズキズキ痛くて、ほんとつらかったようです。

で、帰宅後、すぐに来院されました。


脈診、腹診の結果は、腎虚(じんきょ)。

東洋医学で言う「腎」の気が不足しています。


もともと、Iさんは、小さい頃に腎炎を患っておられます。

そのウィークポイントは、やはり大人になられた現在でも変わりません。


ところで、頭痛といってもね。

頭のどのあたりが痛いかで、経絡が違いますからね。


例えば、額からこめかみにかけて。

これも、よくありますよ。

ここは、胃経の守備範囲。


ほとんどの場合、食べ過ぎです。

もしくは、胃を急激に冷やしたか。

だから、頭痛薬を飲んでも、原因の解決にはつながりません。


また、側頭部。

つまり、頭の横ですね。

こめかみから、耳たぶの少し上を弧を描くように通って、後頭部へ。

一般に「片頭痛」と呼ばれます。

ここは、胆経の守備範囲。


食べ物で言えば、お肉や脂っこいものの摂り過ぎかも。

でも、ここは、別名「イラち頭痛」と呼んでます。

ええ、私が勝手に(笑)


胆の親分は、「肝」。

肝は、「怒りの臓器」です。

怒りやイライラは、肝に意識エネルギーがたまってしまいます。

で、肝の気を滞らせてしまうんですね。


すると、子分の胆が、まず、何とかしようとします。

つまり、胆経に何らかの反応が出やすくなります。

側頭部を通る胆経上に表れる頭痛の正体。

これは、思い通りにならない自分の感情が原因ってことが、よくあります。


で、Iさんの頭痛です。

これは、後頭部。

ここは、膀胱経の守備範囲。


膀胱の親分は、腎。

腎・膀胱の泌尿器系ペアですね。


一般に、首筋にブルッと悪寒が走ってひく風邪。

その初期症状の頭痛もここですね。


先週は、まず、胃経を補って、全身の気の流れをパワーアップ。

その後、腎経、膀胱経に経絡に沿って、オイルマッサージ。

さらに、棒灸。

Iさんは、鍼が苦手なんです。


いつもは、これだけで、ある程度は、調子が整います。

しかし、当日は、ちょっと時間がかかりました。

皮膚に刺さない触れるだけの接触鍼もやりました。

さらに、手当ても加えて、何とか症状はとれました。


で、今週。

また、仕事中、急にひどい頭痛が。

後頭部の同じ場所。


職場から予約を入れて頂いて、そのまま、来院されました。

よほどつらかったんでしょうね。


脈をみると、先週より、さらに弱っています。

特に、腎の脈がほとんど消えかけています。


脈をみながら、慎重にツボをとって、前回同様の施術をします。

しかし、腎の気が思うように回復しません。

これは、先週以上だなあ。


で、私は、原因を探るんですね。

お客さんから、いろいろうかがって。

でないと、また、症状が出ますからね。

つまり、身体のメッセージをお客さんに通訳させてもらう。

そのメッセージをどうされるかは、お客さん次第。


腎は、睡眠不足でも弱ります。


また、過剰な水分の摂取や不足。

何と言っても、「水」ですからね、腎は。


さらに、気候で言えば、「寒」に弱い。

身体を冷やすと、腎を傷めてしまいます。

特に、足元からが要注意。



しかし、Iさんから、お話をうかがうところ。

症状が出る前あたりの生活習慣は、特に変化なし。

食生活もいつもどおり。

別に、飲み会があったわけでも、遊びまわったわけでもなし。

もちろん、頭痛以外は、風邪のような症状も出ていません。



ところで、鍼灸治療というのは、あくまで「援護射撃」なんです。

鍼そのもので、病気を治すわけではありません。

その力は、ご本人の生命力ですからね。


ただ、気の流れがどこか詰まっているわけですから、それを取り除くだけ。

逆に、不足しているのなら、補うだけ。

後は、元通りになったご本人の生命力で、自然に治るわけです。



しかし、その日のIさんの身体。

気を補っても、なかなか回復しません。

まあ、回復率40%といったところでしょうか。


そもそも、脈が先週よりかなり弱ってましたからね。

脈が弱いってことは、その人の生命力そのものの低下を示します。

だから、もともとないものを鍼灸で活性化させても限界があるわけです。


どうしちゃったんだろ、Iさんの腎くん。

なぜ、そんなに元気がないのか?

う~ん、分からないなあ。


こんな時は、基本に帰ってみます。

東洋医学の基本である五行理論。

そこで、それぞれの臓器を補う味があります。

それを「五味(ごみ)」と言います。


五味では、腎を補うのは、「鹹(かん)」。

これは、「しおからい」という意味。

つまり、腎を元気にしてくれるのは、塩なんです。


しかし、塩を摂り過ぎて傷めるのも「腎」ですからね。

ここは、注意が必要です。


で、20代のIさんに訊いても分かりません。

一日どれくらいの塩を摂っていますか?

なんてね。

そんなこと、意識してませんからね(笑)


当院では、天然塩を販売しています。

ちゃんと塩田で精製されたものです。

韓国産ですけど。

それをさらに焼き塩にしたもの。


陰陽論でいうと、塩は「陽」の代表選手です。

逆に、砂糖は「陰」ですね。

「焼く」ことにより、より「陽」の性質が強くなります。


その天然塩をひとつまみ、Iさんの手のひらにのせてみます。

で、脈を診ます。


「おおっ、来た、来たぁーっ!」


思わず叫んでしまいました(笑)

なかなか回復しなかった腎の脈。

驚くくらいに元気に打ってくれています。

しかも、「荒れている」ほど強くはありません。


試しに、Iさんにも脈の見方をご案内。

「うわ、ほんとだ。元気になりますね!」

それぐらい、はっきり出ていたんです。


「なるほど、塩が足らなかったみたいですね。」

「えっ、塩ですか!?」

「ええ、身体が塩を欲しがっていますよ。」

「でも、塩って、摂り過ぎると身体に悪いって・・・。」

「そりゃ、摂り過ぎたらね。」

「けど、私は、足らないってことですか?」

「ええ、良質の塩がね。」


試しに、1キロ100円の食塩。

天然塩を販売するのに、比較サンプルで置いているんです。

それを手のひらにのせても、脈はヘロヘロのまま。


「あっ、ほんとだ。さっきと違いますね。」

「でしょ。」


じゃあ、どれくらい摂ればいいのかってことですよね?

そんなの私は知りません(笑)

知っているのは、ご本人のカラダだけです。

だから、「何グラムですか?」と質問されても答えようがありません。


いくら良質の天然塩でも摂り過ぎたら、腎を傷めてしまいます。

その目安はね。

味です。


味が変わります。

塩辛くなるんです。

良質の天然塩は、舐めても、きつい塩辛さがありません。

逆に、後味が甘いくらいです。


これは、比べたら、よく分かります。

おいしいんですよ、ほんとに。


でも、カラダが塩はもう十分足りてますって時。

そんな時は、味が塩辛くなります。

もちろん、思わないんです、おいしいって。

それは、カラダがそれ以上、塩を摂って欲しくないから。


Iさんのお母さんは、うちの常連さん。

天然塩もいつもまとめ買いされます。

で、Iさんのお宅にもちゃんとあるんです。

でも、普段は、調理にパラパラとふりかけるだけ。


「じゃあ、朝、起きたら、白湯に溶かして飲んでみてください。」

「どれくらいの濃さですか?」

「それも適当ですよ(笑)」

「つまり、味で判断するってことですか?」

「そうそう。答えは、自分のカラダに訊いてください。」


その日も、天然塩をペロッと舐めってもらいました。

で、それから施術をすると、あら不思議。

いつものIさん並みに腎の脈が回復してきました。


当然、膀胱経の気の流れも良くなりますからね。

後頭部の頭痛もおさまりました。

ちなみに、その日も、Iさんの後頭部には、指一本触れてませんけどね。

後頭部の頭痛は、「結果」であって、「原因」ではないからです。


ここ、大事ですよ。

現代医学と東洋医学の見解の相違。

その最たる特徴ですね。


今回は、私もいい勉強になりましたね。

で、その決め手になったのも、脈の変化。


脈診というと、難しそうでしょ?

私もそう思ってましたけどね。


そりゃ、専門的に診るのは、経験が必要です。

でも、変化を感じるだけだったら、誰でもできるんです。

いや、これが意外に。

みなさん、できちゃいました(笑)

まさに、身体のメッセージを聴ける有効手段です。


で、前回、名古屋の講座でご案内させてもらったんですけどね。

実は、もう1回、開催させてもらうことになりました。

はい、同じく名古屋です。


おっと、ここから下は、講座の案内です。


今度は、日曜日です。

平成22年1月17日(日)。

前回は、平日でしたので、来られない方がいらっしゃったようで。


今回も主催者は、Yさん親衛隊長のいちごさんです。

講座のお申込み、詳細は、こちらから。


あー、そうそう、内容は、前回と同じですからね。

前回、ご参加された方は、ご注意を。


実は、すでに、仮予約を頂いているそうです。

前回、ご参加頂いた方から。


「えっ、同じ内容なのに?」

「ええ、そうお伝えしたんですけどね。」


と、いちごさん。

嬉しいやら、ちょっと複雑やら(笑)


前回、あまりにも内容が大雑把でしたね。

ちょっとまとめてみました。


・講座名 「『私』と仲良くなるここだけの話」

<午前:お話が中心です>

 ・3人の『私』の定義と関係(頭で考える私、生命としての私、魂としての私)
 
 ・「頭」と「生命」の『私』のギャップによるストレス
 
 ・意識がお留守だとストレスを感じやすくなる理由

 ・波動の法則と人間関係

 ・輪廻転生と仮の世を楽しむシナリオ

 ・「頑張る」より「受け容れた」ほうがうまくいく理由

<午後:実技が中心です>

 ・身体の声を聴く脈の取り方

 ・脈診テスト、脈の違いを感じてみましょう。
  (効くツボ、元気・運気をあげるモノ、カラダが喜ぶモノのチェックの仕方)

 ・経絡、ツボにあらわれる身体の声。
  (食べ過ぎで表れる胃経のツボ、ストレスで表れる心経のツボなど)

 ・経絡治療の実演、腹診によるツボの取り方。
  (講座終了後、ご希望者には、もれなくツボを取らせてもらいます。)

 ・余話コラム
  ・風邪をひいて元気になろう!
  ・この冬を暖房に頼らず暖かく過ごす方法
  ・仙人秘伝の若返り術とツボ


大体、こんなかんじでしょうか。

ちなみに、余話コラムは、当日の気分次第で大きく変わる可能性ありです(笑)


そうそう、午後の実技は、膝から下を素足にしてもらいます。

ですので、昼休みにでもパンストは脱いでおいてくださいね。


ということで、次回の講座でのあなたとのご縁を楽しみにしております。


うわー、今日も長文でしたね(笑)

最後までご覧頂き、ありがとうございます。



では、今宵はこのあたりで。


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コメント

谷田さん、こんにちわ~^^ラッキーです。

いや~今日のお話は、
「はぁ~、なるほど~!」の、連続でした^^

ひとことで頭痛といっても、場所によって、そんなに原因が詳しくわかるんですね~。

脈診、すごく興味があります。
できれば、名古屋の講座、行きたいです。

とても、勉強になりました。ありがとうございます(^O^)/

ラッキーちゃん 2009年11月29日 13:29

先生…やっぱり私はイラち頭痛組でした(笑)

先生より数歳だけ私は年上ですが、頭痛歴は
すでに35年です。(自慢話ではありません 笑)
年代によって痛む部位や感覚、色々変化しました。
ただ、根深く残るのは、イラち頭痛な感じです。

そして20代で通ってた針灸の先生にいつも
クモ膜下出血で救急車を呼んだ後に他界した
患者サマと同じ脈だといつも言われてました。
(注:これも自慢話ではありません 笑)
毎回、弱過ぎる脈に参っておられたようです。

お塩とは、もしかしてキパ●ーソルトかな?
まあ、私の場合はお塩というより、もう少し自分で探索してみます。
生理前で頭ズッキズキのLessIsMoreでしたっ!

LessIsMore 2009年11月29日 19:24

ラッキーさん、こんばんは。

ご参考にして頂ければ、嬉しいですね。
頭痛は、見事にその経絡に対応していますよ。

脈診、おもしろいですよ。
普段の生活でも使えますからね。
講座でお会いできることを楽しみにしています。

いつもありがとうございます。

manablog 2009年11月30日 00:37

LessIsMoreさん、こんばんは。

そうですか、脈がヘロヘロですか。
その鍼灸師さんのおっしゃることがよく分かります(笑)
弱過ぎる脈って、施術が難しいんですよねえ。

そうそう、キパワーソルトです。
知る人ぞ、知るですね。

LessIsMoreさんの場合、お塩よりも「気滞」でしょうね。
感情が経絡の流れを滞らせます。

でも、分かっちゃいるけどってかんじですよね(笑)
私も、同じくです。
ともに、学ばせてもらいましょう。

いつもありがとうございます。

manablog 2009年11月30日 00:43

腎の脈!!
腎くんに脈があるなんて、興味しんしんです。
ぜひ次回のブログでご紹介くださ~い*^-^*

私もちょっとだるくなるとバスタブに
塩一掴み入れてます。
なんだかスッキリするのは、そのせいだったのかな?
話は変わって、石鹸の後日レポート☆

母に白いほうの石鹸のミミをあげました。
翌朝、得意そうな母が言うには
「使い易くしてんでd(゚∀゚)b ―♪ 」
どうやったのか?
レンジに入れて捏ね、ひとかたまりに整形
しなおしたのだそうです・・・

さすが、大阪のおばちゃん*^-^*

ともこ 2009年12月01日 21:50

ともこさん、こんばんは。
腎の脈というと語弊がありましたね。
脈診って、手首で診るでしょ?
押さえている指で、診ている臓器が違うんです。
左手首の薬指で押さえる指が腎と膀胱を診る指です。
浅く押さえたら、膀胱。
深く押さえたら、腎。

ほんとは、ブログで写真入りでご紹介したいんですけどね。
サーバーの不調で、写真がアップできないんですよ。
実は、先月から(笑)
まあ、復活したら、写真入りでご案内しますね。

お風呂に塩。
いいですね。
身体が温まりますよね。

石鹸の使用レポート、ありがとうございます。
お母様、さすがですね。
Yさんと気が合いそうです(笑)
お二人がもし出会ったら・・・。
5時間ぐらい平気で話してそうですね(笑)
・・・合掌。

いつもありがとうございます。

manablog 2009年12月02日 00:45

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