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それだけでは、生きてるカラダのことは分かりません。
さて、今日は、経絡・ツボについてのお話です。
まず、経絡について。
突然ですが、経絡って、何でしょう?
「ツボの本とかを見ると、身体中に線が引っ張られているアレじゃないの?」
はい、正解です。
でも、それじゃあ、半分かな。
みなさんは、経絡よりも、ツボのほうが馴染みが深いですよね?
「~に効くツボは、ここ!」
なんて、よく雑誌やテレビで特集されてますね。
でもね。
はっきり言いましょう。
初心者のあなたが、まず、覚えて役立つのは、ツボではありません。
ズバリ「経絡」です。
とりあえず、経絡の走行を覚えてもらうのが、オススメです。
走行って、つまり、ルートですね。
しかも、その向きまで大事になりますよ。
さて、その経絡ですね。
私は、「川みたいなものです。」とご案内しています。
で、水の代わりに「気」が流れている川ですね。
「気」という生命エネルギーは、経絡という川を流れています。
経絡の「経」には、縦っていう意味があります。
で、「絡」は、横ってことです。
つまり、身体中、縦横無尽に張り巡らされた水路ですね。
でも、本流は、「経」。
身体を縦に流れているんです。
で、それぞれに臓器の名前がついてます。
肺とか、胃とか、腎とか。
全部で12。
で、いちおう、肺経から始まって、次に、大腸経にバトンタッチして。
手足の指先で、端っこどうしが接続しているんです。
そうして、最後の肝経の終端が、肺経の始端につながって。
つまり、ループしているんです。
12の経絡がつながって、ひとつの輪っかになっているんですね。
で、その経絡の輪を気がスムーズに流れていれば、人間、健康なんです。
でも、生活習慣や食習慣、感情の使い方などによって、気が滞るわけです。
例えば、食べ過ぎたら、胃経が滞りやすくなります。
また、寝不足なら、腎経が。
鍼でも、お灸でも、按摩でも。
東洋医学的な治療とは、その経絡の滞りを解消すること。
経絡さえ、気がスムーズに流れていれば。
あとは、ご本人の自然治癒力で、自然に治りますよってことですね。
で、なぜ、経絡がオススメかというとね。
症状の原因が推察できるからです。
例えば、突然、頭痛が始まったとするでしょ。
で、それが、おでこやこめかみあたりだとします。
みなさん、どうされます?
頭痛薬でも飲みませんか?
大概の場合、それでは、原因解決にはなりません。
そこで、経絡を考えるんです。
おでこやこめかみを走っている経絡は、胃です。
このあたりの頭痛はね。
ほとんど「食べ過ぎ」が原因なんです。
または、胃に負担のかかるものを食べたとかね。
分かりやすい例で言うとね。
かき氷を食べたら、こめかみがキーンてしますよね。
だって、こめかみは、胃経の通り道ですから。
胃がびっくりしているんですよ。
いきなり冷たいモノが入って来たものだから。
で、胃経上に反応が出ているんです。
みなさんも、原因不明の痛みって、ご経験、ありませんか?
筋肉のひきつりや、神経痛など。
そういう症状はね。
そこを通っている経絡の症状であることが多いですよ。
だから、みなさんに覚えてほしいのはね。
どの経絡が、どこを走っているか?
大体で結構ですよ。
それだけで、ほんとに役に立ちますから。
で、もう一歩進むとね。
経絡には、向きがあるんです。
川ですからね。
上流と下流があるわけです。
で、身体を縦に流れてますからね。
上向きか、下向きです。
例えば、マッサージするにしてもね。
その経絡の向きに沿って、撫でたほうがカラダが喜ぶんです。
先日の講座でもやりました。
みなさんに膝から下を出してもらってね。
胃経に沿って、膝から足先に向かって、マッサージさせてもらいます。
はい、一方通行ですよ。
すると、ほとんどのみなさんが、脈が強くなるんです。
しかし、足首から膝に向けて、マッサージするとね。
逆に、脈が、弱くなるんです。
つまり、逆流ですね。
これは、西洋医学的なリンパマッサージとかと一致しませんね。
西洋医学的なマッサージとは、身体の遠いところから、中心に向かって、マッサージするんです。
リンパ液を心臓に送り返すんですね。
もちろん、それも理論的にOKです。
でも、それだと一部の経絡で、「逆流」になってしまうんです。
で、脈を診ると、嫌がっているんですね。
つまり、どちらの理論が正しいかではありません。
身体はどうすれば、喜んでくれるか?
ってことです。
敏感な方だとね。
経絡に沿って、5cmくらい上の空中を撫でても、脈に表れます。
先日も講座でやりましたが、ちゃんと出てましたよ。
ツボは、360以上、ありますけどね。
経絡なら、12本です。
大体、どのあたりを通っていて、どっち向きか?。
それだけで、結構です。
で、ツボというのは、その経絡上に表れたサインですね。
つまり、経絡という川がサラサラと流れていれば、サインは出ないんです。
当然、食べ過ぎたりすると、胃経上にツボが表れますよ。
これは、個人によって、大体、表れる場所が決まってきます。
だから、一度、ツボの場所を覚えておくと、分かるわけです。
その日の体調が。
よく観ると、調子が悪いときには、ツボのくぼみ方が深いんです。
で、押しても、痛い。
「あー、やっぱり昨日、飲み過ぎたからなあ。」
って、反省もできるわけです。
でも、経絡やツボの意味が分からなかったら?
サインの意味が理解できないんです。
「あれ、なぜ、足の甲がこんなに痛いんだろう?」
あー、それ、胃経ですよ。
ちょっと胃腸を休めてあげないと、もっとひどくなりますよ。
って、思わず教えてあげたくなってしまいます(笑)
つまり、ツボってね。
「反応点」であり、「診断点」。
で、そのまま、「治療点」になるわけです。
だったら、それぞれのツボごとに、サインの意味を知りたいと思いませんか?
それが、「生命としての『私』」と仲良くなることにつながりそうですよね。
「けど、ツボって、360以上、あるんでしょ?」
はい、ありますよ。
でも、みなさんは、鍼灸師になるわけではありません。
で、私も普段の施術で使うツボは、30個未満です。
中でも、よく使うのは、15個程度。
みなさんには、この程度、覚えてもらうだけで十分です。
で、このツボもね。
1mm違えば、効果が違うんです。
鍼って、細いでしょ。
だから、ツボの位置を正確に取ることが大事なんです。
これを「取穴(しゅけつ」と言います。
ツボって、正しくは、「経穴(けいけつ)」って言いますからね。
そこで、昨日、ご紹介した脈診が活きてくるんです。
私が、ツボを取る時はね。
片手でお客さんの脈を診ます。
で、もう片方の手の指先でツボに触れるんです。
身体がそこを治療点にしてほしいっていうところに触れるとね。
やっぱり良い脈になります。
しかし、ちょっとズレるとね。
もう、脈が変わるんです。
少し荒れたり、弱くなったり。
だから、脈診は、鍼灸師以外の方にもオススメなんです。
おまけに、ドーゼ(刺激量)まで分かりますから。
いくら身体が喜ぶツボを見つけたとしてもね。
やり過ぎると、身体が嫌がるわけですよ。
でも、脈を診てると、荒れてきますからね。
「ああ、このお客さんには、これ以上やると、オーバードーゼ(刺激量過多)になるなあ。」
ってね。
お仕事でやっておられる方には、この点、大事ですよね。
もちろん、お仕事じゃない方にも、ちゃんと分かりますよ。
でも、練習しないとね(笑)
えー、ところで、みなさん。
これまで、ご自分でツボを押したりして、効果を実感されたことって、ありますか?
正直、ほとんどないのでは?
まずね。
位置がズレているんです。
ツボの本とか見るとね。
「膝から何cmくらい下」
とか書いてるわけですよね。
でも、それは、あくまで一般論。
ツボなんて、個人によって、場所が違いますからね。
しかも、日によって、動くんです、コレが。
だから、正確な位置は、身体に訊かないとダメ。
しかも、「現時点」での身体にね。
で、さきほども申し上げましたね。
ツボは、その経絡が滞っているサインであると。
裏を返せば、滞ってなければ、サインを出す必要がありません。
つまり、ツボが存在しないのです。
ツボじゃないってことは、治療点じゃないってこと。
だから、てきとーに本を見て、てきとーに押したところで、なかなか効果が出ないわけです。
で、もうひとつ、申し上げますとね。
そのツボにどうアプローチするかってこと。
いくら正確な場所を見つけてもね。
力任せにグイグイ押してもダメですよ。
それって、身体が喜ばないんです。
逆に、イジメられてるって感じて、余計に強張ったりします。
みなさん、つい、グリグリ押してしまうんですよねえ。
力加減が大事だと思ってしまうんです。
実は、力加減は、気の流れでいうと、あまり関係ないんです。
じゃあ、何だと思います?
大事なのはね、「意識」。
施術する人の意識。
そして、施術を受ける人の意識。
これが、同調していないと、効果が出ません。
警戒されてたら、何をやってもダメ。
だから、治療ってね。
「どんな治療法が効くか?」
よりも
「誰にやってもらうか?」
が大事なんですよ。
逆に、信頼関係が深ければね。
何をやっても効くんですよ(笑)
○○大学の医学博士よりもね。
お孫さんにやってもらったほうが、効くこともあるわけです。
とは、言っても、セルフケアのために、何かしたいですよね。
ツボを指で押すには、「意識」にコツがいるのは分かりました。
でも、そんなのすぐに出来そうにもないし。
はいはい、承知しております。
そこで、オススメが棒灸なんです。
これなら、どなたがやっても、ある程度の効果が期待できます。
現在、ブログのシステム上の理由で、新規に写真をアップできません。
だから、ご覧頂けなくて、申し訳ないんですけどね。
お灸といっても、熱くないんです。
だって、肌に直接載せませんから。
以前、ご紹介した棒灸は、コレ。
鍼灸院や漢方薬局で販売されているポピュラーなタイプ。
もぐさを葉巻みたいにしたものですね。
ただし、これには、大きな弱点がありましてね。
においと煙がスゴイんです。
換気扇がないと、部屋中、煙だらけになりますしね。
で、においが布団やソファーにしみついてしまうんです。
日本の住宅事情では、なかなか難しいわけです。
で、見つけたのが、もぐさを炭にした棒灸。
中国産です。
どうやら、日本では、作ってないみたいです。
商品名が「無煙艾条(むえんがいじょう」。
「艾」って、もぐさ。
「条」って、棒状。
つまり、煙の出ないもぐさの棒灸。
といっても、多少は、煙が出ます。
においもほのかにします。
でも、一般的な棒灸とは、比べモノになりません。
うちのお客さんは、8割の方が自宅でやられてます。
これをツボに近づけるだけ。
お灸だからといって、熱いほうが効くんじゃないですよ。
ちょうど温かくて気持ちいいなあっていう距離を保ちます。
まるで、囲炉裏に手をかざしているように。
それでね。
十分効きますから。
下手に指圧をするより、はるかにマシです。
せっかくツボを覚えてもらうわけですからね。
講座では、この棒灸の使い方をご案内します。
もちろん、お試しセットをプレゼントしますよ。
で、自宅でお試し頂いて、体調の変化を実感してほしいんです。
ということで、
講座では、12の経絡について、順番にひとつずつ、その通り道、役割についてご案内させてもらいます。
そして、それぞれの経絡ごとに、代表的なよく効くツボも。
もちろん、ひとつのツボをご紹介するときも。
みなさん、ひとりずつ、そのツボを私が押させてもらいます。
だって、みなさん、それぞれ、位置が違いますからね。
増してや、本を見ても分かりませんから。
「活きて」ないんですよ、本のツボは。
では、経絡・ツボ講座の詳細です。
(1)講座名
もっと『私』と仲良くなるための経絡・ツボ講座
(2)受講条件
特にありませんが、脈診講座を受講されると、ツボをより正確に取ることができます。
(3)日時(4時間×4回)
平成22年4月14日(水)、28日(水)、5月12日(水)、26日(水)
<昼の部>10~15時(途中1時間休憩) <夜の部>18時~22時(途中休憩あり)
(4)会場
テナントビル「グリーンフェロー」 3C
※1月現在「景観設計室 タブラ・ラサ」様が使用されているお部屋です。
名古屋市北区清水5丁目10-8 (地下鉄名城線黒川駅下車徒歩6分)
(5)費用
25,000円(棒灸一式含む)
※脈診、経絡・ツボ、腹診の3講座をまとめて申し込まれると、合計金額より5,000円割引。
(50,000円→45,000円)
(6)内容
①陰陽五行とは?
②相生相剋の関係
③経絡・ツボの法則
④棒灸の使い方
⑤十二経絡の働きとツボ(肺~肝)
⑥ツボで分かる身体のサイン
(7)お問合わせ
①講座の内容に関して 谷田まで(tanida@crocus.ocn.ne.jp)
②会場、受講に関して いちごさんまで(innyann_2005@yahoo.co.jp)
(8)お申込み
以下の項目について、いちごさんまで送信願います。(innyann_2005@yahoo.co.jp)
①お名前(ふりがな) ②ご住所(〒) ③連絡先電話番号 ④メールアドレス ⑤申し込まれる講座名
⑥受講される時間帯(昼 or 夜)
ということで、経絡・ツボ講座のご案内でした。
明日は、腹診講座のご案内です。
では、今宵は、このあたりで。
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