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まるで、消費者金融のCMみたいですね(笑)
さて、今日は、腹診のお話です。
つまり、お腹を触って、どこが悪いか診断するんですね。
この場合の「どこ」とは、「どの経絡か?」ということ。
その点は、脈診も同じ。
東洋医学的な治療目的とは、気のバランスを調えること。
で、その気が流れているのは、経絡ですからね。
だから、どの経絡の気の流れが滞っているのかを診断するわけです。
ここで、東洋医学の特徴のひとつとして、こんな言葉があります。
「部分は全体を表し、全体は部分を表す。」
例えば、脈診では、左右の手首という「部分」で、身体「全体」の調子を診てますね。
リフレクソロジーなんかでは、足の裏という「部分」に、同じく身体「全体」の調子が反映されてますね。
腹診もそうです。
お腹という「部分」で、身体「全体」の経絡のバランスを診るわけです。
で、この腹診にもいろいろ流派があって、やり方があるわけです。
一般的な経絡治療の腹診とは、お腹のそれぞれの部位を軽く触るか、撫でる程度。
皮膚に張りがあるかとか、毛穴が開いてザラザラしているだとか。
また、見た目も重要。
皮膚の色艶とかね。
で、お腹のこの辺りでは、肝の調子を診て、この辺りでは、腎とかね。
大体、腹診だけでなく、脈診や舌診などとあわせて、総合的に診断します。
しかし、この腹診はね。
ちょっと難しいです。
ある程度、経験が必要です。
また、セルフケアには向いてません。
だって、自分ではやりにくいから(笑)
そこで、今回、ご案内させて頂くのが、「奇経腹診(きけいふくしん)」です。
名前を聴くと、なんか難しそうでしょ?
でも、ご安心ください。
これこそ、一般向け、普及版の腹診です。
手早くやれば、1分で済みます。
しかも、薄着なら、服の上からでも大丈夫。
で、一番すごいのがね。
すぐに効果が分かること。
そんな都合のいいやり方が、ほんとにあるのかって?
いやあ、これが、あるんですねえ。
私は、この奇経腹診でご飯を食べていると言っても過言ではありません。
だから、身体を触る仕事をされている方には、超オススメ。
とりあえず、補完的にお試し頂きたいんです。
時間も、手間もかかりません。
しかし、その効果と言ったら、かなりのものですよ。
でも、やり方は、すごくシンプル。
丸一日あれば、説明できます。
後は、経験を積むだけ。
診断速度と正確性が向上していきます。
では、詳しくご説明しますね。
まず、奇経って、何か?
実は、経絡って、「正経(せいけい)」と奇経に分類されるんです。
正経って、みなさんが、通常、「経絡」って考えているアレです。
肺経、大腸経、胃経・・・肝経って、12の経絡があります。
本来は、この正経の気の流れを調えるのが治療目的ですね。
で、奇経っていうのは、正経をバイパスするもうひとつの流れ。
この奇経の役割にも、諸説あります。
通常、正経の傍流として、補完的な位置づけにされています。
その特徴として、応急処置的に効果がすぐに表れると言われています。
しかし、長持ちしないので、ちゃんと本来の正経も調えましょうねと。
しかし、私はね。
開業以来、ずっとこの奇経腹診を中心にやって来たんです。
で、実感しました。
「奇経を調えれば、正経も調ってくる。」
つまり、これだけやっとけば、何とかなる。
みなさん、ご自分でセルフケアをしたいとおっしゃってもね。
正直、面倒くさいでしょ?(笑)
いろいろ覚えることがたくさんあって、手順が複雑だったら、続かないでしょ?
セルフケアで一番大事なこと。
それは、「続けること」。
だから、「いつでも」「どこでも」「すぐに」が売りの奇経腹診がオススメなんです。
で、この奇経にもね。
いちおう、ツボがあります。
でも、これ、オリジナルじゃないんです。
全て正経のツボを借りているんです。
正経の間を縫うように走行しているものですからね。
ところどころで、正経と交叉して重なっているわけです。
で、その重なっているところで、その正経のツボを借りているんです。
で、奇経は、8脈あります。
「8経」ではなく、「8脈」。
単位がややこしくて、申し訳ありません。
正経は「12経」ですが、奇経は「8脈」と、数え方が「脈」なんです。
任脈、督脈、陰蹻(いんきょう)脈、陰維脈、陽蹻脈、陽維脉、衝脈、帯脈の8つ。
ほとんど耳にされたことがないでしょ?
一般向けのツボの本には、載ってません。
で、それぞれの奇経ごとに「宗穴(そうけつ)」を持っています。
まあ、各奇経のボスみたいなツボで、奇経ごとに1個だけ。
その1個の宗穴だけで、その奇経を調整しちゃうんです。
だから、本来の奇経治療って、使うツボは8つだけ。
で、そのうち、4つを選んで治療に使うんです。
で、各奇経ごとにその宗穴を借りている正経が存在するわけです。
例えば、「衝脈(しょうみゃく)」という奇経は、正経の脾経のツボ「公孫」を宗穴にしています。
だから、公孫にアプローチして、衝脈を整えれば、その効果は脾経にも及びます。
ということで、「奇経を調えれば、正経も調う」って申し上げたわけです。
「おや、待てよ。奇経は8脈だけど、正経は12経だぞ。」
そこに気付かれたあなたは、相当、鋭いですね。
奇経と正経の対応状況は、こんなかんじです。
・任脈の宗穴=列缺(れっけつ)→肺経のツボ(手)
・督脈の宗穴=後谿(こうけい)→小腸経のツボ(手)
・衝脈の宗穴=公孫(こうそん)→脾経のツボ(足)
・帯脈の宗穴=足臨泣(りんきゅう)→胆経のツボ(足)
・陰蹻脈の宗穴=照海(しょうかい)→腎経のツボ(足)
・陰維脈の宗穴=内関(ないかん)→心包経のツボ(手)
・陽蹻脈の宗穴=申脈(しんみゃく)→膀胱経のツボ(足)
・陽維脈の宗穴=外関(がいかん)→三焦経のツボ(手)
つまり、正経の胃経、大腸経、肝経、心経には、対応する奇経が存在しないのです。
これでは、全ての正経に効果を及ぼすことができません。
ゆえに、この4つの正経を奇経に見立てて、以下のツボを宗穴として使うことにしました。
・胃経=陥谷(かんこく)→足
・大腸経=合谷(ごうこく)→手
・肝経=太衝(たいしょう)→足
・心経=通里(つうり)→手
これで、8+4=12になりますね。
この正経複合版の奇経治療により、旧来の奇経治療より、さらに治療効果を増すことができます。
つまり、今回、ご案内する奇経腹診で使うツボは、全部で12。
そのうち、腹診により、4つのツボを選びます。
後は、そのツボに棒灸をしたり、磁気テープを貼ったり。
その手順は、こうです。
まず、お腹を12ヶ所、触ります。
一般的な腹診と違って、ある程度の力を加えて、押します。
その押えるところが、各奇経の通り道なんです。
で、経絡の流れが滞っていると、そこが固くなります。
本当に健康な人のお腹って、フカフカとやわらかいんです。
まるで、つきたてのお餅みたいに。
で、滞ると固いうえに、押されると痛かったり、気持ち悪くなったり。
そうやって、滞っている奇経を特定します。
例えば、女性で生理痛に悩まされている方。
おへそに人差し指を突っ込んで、左右真横に引っ張ってみましょう。
必ずどちらかが固くて、痛いはずです。
これは、衝脈が滞っている証拠。
そこで、衝脈の宗穴である公孫というツボを取ります。
ここで、奇経治療ならではのツボの取り方があります。
必ずペアとなる相手のツボがいるんです。
この場合、公孫は「主穴(しゅけつ)」と言います。
メインのツボですからね。
で、あらかじめ、この公孫には、許嫁(いいなずけ)がいます。
陰維脈の内関です。
この場合、内関は、「従穴(じゅうけつ)」と言います。
字のごとく、サブのツボですね。
公孫が主穴となった時点で、自動的に内関が従穴となります。
公孫は、足にあるツボです。
内関は、手にあるツボです。
このペアどうしは、必ず手足が対になっています。
逆に、内関が主穴の場合、公孫が従穴になるわけです。
奇経治療で使うツボは、全部で12。
だから、ペアは6通り。
<陰の経絡>
・公孫(足)-内関(手)
・照海(足)-列缺(手)
・太衝(足)-通里(手)
<陽の経絡>
・臨泣(足)-外関(手)
・申脈(足)-後谿(手)
・陥谷(足)-合谷(手)
で、それぞれが主穴になったり、従穴になったりするわけで、組み合わせは12。
で、通常、陰の経絡から1パターン、陽の経絡から1パターンを選択します。
で、治療に使うツボが合計4つ。
で、その選んだツボで効果が出るかどうかを確認しなきゃいけませんね。
もし、ツボの位置が正確であるなら?
確かめるために、そこに、金属片を貼り付けてみます。
これにも奇経治療独自のルールがあります。
主穴に銅、従穴にアルミニウム。
なぜ、銅とアルミニウムか?
銅って、イオンが「+」です。
金属って、通常、電気的性質を帯びますからね。
「電荷」って、やつです。
だから、別に、「+」なら、何でもいいんです。
実は、金が一番「+」の性質が強いんですけどね。
高いでしょ?(笑)
だから、銅。
で、アルミニウムは、イオンが「-」。
これは、従穴に貼ります。
亜鉛を使っても大丈夫。
以前、「10円玉・1円玉療法」ってのがありました。
ご存知ですか?
これも、同じ理屈です。
でも、10円玉、1円玉はね。
使いにくいんです。
大き過ぎるんです、ツボに貼るには。
しかし、ツボにちょうど良い大きさの金属片が売ってない。
だから、私は、金属加工の工場に特注で頼みました。
ちょうど1cmくらいの円形の金属片。
厚さは3mmくらい。
ただの金属片ですが、注文数が少なかったから、1個数百円かかっちゃいました。
で、この金属片をツボに貼るわけです。
主穴に銅、従穴にアルミニウムね。
前述の生理痛なら、公孫に銅、内関にアルミニウムですね。
紙テープで貼り付けます。
で、このイオンって、「+」→「-」に流れが起きるわけですね。
この場合、「銅」→「アルミニウム」に。
つまり、「主穴」→「従穴」に。
その流れで、滞っている経絡の流れを促進してやるわけです。
あくまで、一時的にですけど。
で、もし、そのツボが位置も正確で、身体が喜ぶツボであるなら。
貼った瞬間に効果が出ます。
お腹の固かったところが、やわらかくなっています。
当然、押しても痛くない。
つまり、経絡の滞りが解消されたってことです。
しかし、ツボが少しでもズレているとね。
固いのが残るんです。
ちょっと痛みも残ります。
2mmズレると違いますね。
だから、微妙に金属片を貼る位置をズラしながら、ベストポイントを探るわけです。
ここで、脈診が役立ちます。
ベストポイントなら、脈の打ち方が変わりますからね。
こうして、4つのツボを取ります。
で、これだけ。
これだけで、全ての症状に対応できます。
いつも申し上げていますね。
病気になるのは、経絡が滞っているから。
経絡さえ、スムーズに流れていれば、健康なんだと。
お腹の固いところが、やわらかくなったら。
それで、訴えていた症状がどうなったか、確認してみるんです。
例えば、五十肩で腕が挙がらない。
でも、ツボに金属片を貼って、もう一度、動かしてみると、耳元まで腕が挙がったりします。
嘘だろ~って思いますよね?
いや、こればっかりは、実際に体験してもらうしかないですね。
前回の講座に参加されたみなさんは、お分かりですね。
私が講座終了後、希望者の方にさせてもらったアレです。
「えっ、ウソ。」
「魔法みたい。」
「あれ、全然痛くない。」
みなさん、おっしゃってましたよね。
例えば、五十肩で腕が挙がらない。
特に、左肩なら、ほとんど消化器系が原因。
公孫-内関、陥谷-合谷で、大体、動きが改善されます。
だから、いくら湿布を肩に貼ってもダメなんです。
もちろん、内臓疾患にも使えますよ。
例えば、アトピーでもね。
ツボがあってれば、瞬時に皮膚の赤みが少し引くのが分かります。
じゃあ、下痢は?
さすがに、これは、確認できませんね。
でもね。
身体が喜ぶツボなら、身体がやわらかくなるんです。
だから、身体を前に倒したり、腰に手を当てて後ろに反らしたりしてもらいます。
もちろん、腹診をやる前とやった後でね。
明らかに違いますから。
こうやって、効果がすぐに見えにくい内臓疾患に適したツボもとることができます。
でもね。
これは、銅とアルミニウムを貼ってるおかげ。
自分の力ではありません。
テープをはがすと、すぐに元に戻ります。
そこで、棒灸の登場です。
日々、そのツボにお灸をしていると、銅やアルミニウムを貼らなくても、症状が改善してきます。
是非、続けてほしいセルフケアです。
でも、ほんとにケアしなきゃいけないこと。
それは、そもそもの原因を解決すること。
食べ過ぎとか、甘いものがやめられないとかね。
どの奇経が滞っているかで、大体の原因は推察できますよ。
それこそ、まさしく「カラダの声」。
しっかりと耳を傾けるか、無視するのかも、あなた次第。
でも、まずは、その声を聴いてみませんか?
では、腹診講座の詳細です。
(1)講座名
もっと『私』と仲良くなるための腹診講座
(2)受講条件
特にありません。
※経絡・ツボ講座を受講されると、奇経の作用が理解しやすくなります。
※脈診講座を受講されると、ツボをより正確に取ることができます。
(3)日時(4時間×2回)
平成22年6月9日(水)、23日(水)
<昼の部>10~15時(途中1時間休憩) <夜の部>18時~22時(途中休憩あり)
(4)会場
テナントビル「グリーンフェロー」 3C
※1月現在「景観設計室 タブラ・ラサ」様が使用されているお部屋です。
名古屋市北区清水5丁目10-8 (地下鉄名城線黒川駅下車徒歩6分)
(5)費用
20,000円(教材費含む)
※脈診、経絡・ツボ、腹診の3講座をまとめて申し込まれると、合計金額より5,000円割引。
(50,000円→45,000円)
(6)内容
①奇経治療って何?
②お腹でわかる経絡の異常
③何でも効いちゃう12のツボ
④金粒・銀粒の使い方
⑤奇経治療実技
⑥診断から施術まで
(7)お問合わせ
①講座の内容に関して 谷田まで(tanida@crocus.ocn.ne.jp)
②会場、受講に関して いちごさんまで(innyann_2005@yahoo.co.jp)
(8)お申込み
以下の項目について、いちごさんまで送信願います。(innyann_2005@yahoo.co.jp)
①お名前(ふりがな) ②ご住所(〒) ③連絡先電話番号 ④メールアドレス ⑤申し込まれる講座名
⑥受講される時間帯(昼 or 夜)
ということで腹診講座のご案内でした。
講座でお会いできますことを楽しみにしています。
では、今宵は、このあたりで。
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