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普通の人がやってはいけません。
さて、Yさんが実践された究極のダイエット法とは?
「実はね。1ヶ月、水だけで過ごそうと考えたんです。」
「ほお、何も食べずに?」
「そう。だったら、イヤでもやせるだろうと。」
「はあ。でも、それは、ちょっとつらそうですね。」
「そう、さすがに、水はつらいなあと。」
「というと?」
「だからね、水はやめたんです。」
「では、何で?」
はい、みなさん、お分かりになりましたか?
正解は、こちら。
「実は、カルピスにしたんです。」
「えっ、『カルピス・ダイエット』ですか?」
「そう、1ヶ月、カルピスだけ。」
なるほど、カルピスですか。
でも、結構、糖分入ってそう。
しかし、ここで、疑問が湧いてきます。
「でも、なぜ、カルピスなんですか?」
次の瞬間。
衝撃のひと言が。
「そりゃ、おいしいから。」
分かりやすい。
ひじょーに分かりやすいお答え。
「で、どうだったんですか?」
「それが、信じられないんですけどね。」
「と言うと、すごい結果が出たんですね?」
「そうなんです。」
これは、興味をそそりますね。
「例えば、一気に10kgぐらいやせられたとか?」
「いーえー。単位が違います。」
「えっ、20kgとか?」
「桁が違うんです。」
これは、一体、どういうことだ。
桁が違うとは?
10kg未満なら、「すごい結果」には当てはまらないだろう。
普通のダイエットではないか。
信じられない結果とは?
「実は、100なんです。100。」
100!?
「100kg」ということなのか?
じゃあ、Yさんは、170kg以上、体重があったというのか!?
次の瞬間。
Yさんから語られた真実とは・・・。
みなさん、ご用意はいいですか?
はい、どうぞ。
「100gもやせなかったんです。」
「・・・。」
「1ヶ月、カルピス以外、何も口にしてないんですよ。」
「はあ」
「でも、全然、体重が変わらないんです。」
これは、すごい。
ある意味、「10kgやせた」と言われるよりも・・・。
「・・・もしかして、そのカルピスですけど。」
「はい?」
「相当、飲まれました?」
「そうねえ。だって、それだけなんだもの。」
「水ぶくれ」。
私の脳裏にそんな言葉が、思い浮かびます。
しかも、甘い。
カルピスは、甘いんです。
恐ろしい。
何という斬新なダイエット法なのだろう。
これぞ、黒魔術禁断の秘術。
みなさん、決して、マネをしてはいけませんよ。
しないでしょうけど(笑)
「それ以来ね。」
「はあ」
「私は、何をやっても、やせない体質なんだと。」
「なるほど。」
思わず目頭が熱くなるような切ないストーリー。
「でもね。」
「はい?」
「断食をやろうと思います。」
「ほお、断食ですか?」
「以前から、年に1回はやってるんです。」
「ほお。」
「腸の大掃除になりますからね。」
「なるほど。」
「で、身体も楽になるんです。」
「でしょうね。」
「だから、来週ぐらいにでも。」
「さすが行動が早いですね。」
「ええ、3日だけですから。」
「・・・3日ですか?」
多分、体重はそれほど減らないでしょう。
でも、胃腸を休めるにはいいかもしれませんね。
「じゃあ、今日はこれで失礼し・・・。」
「ちょっと待って!」
久しぶりに出ました。
Yさんの「ちょっと待って」攻撃。
反射的に、私の脳が危険信号を発します。
「実は、先生にお願いがあるんです。」
「はあ、何でしょう?」
「買い物をお願いしてもいいですか?」
「ええ、もちろん。」
「ありがとうございます。」
「で、一体、何を?」
そのYさんに頼まれた品物とは?
まさかこんなモノを・・・。
って、商品ですよ。
<ヒント>
ブラジャーではありません。
-つづく-
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