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果たして、あなたはこの謎を解き明かすことができるのだろうか?
行ってまいりました。
Yさん宅です。
「Yさん」でピンと来られない方は、こちらをどうぞ。
(Yさん伝説:1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33,34,35,36,37,38,39,40,41,42,43,44,45,46,47,48,49,50,51,52,53,54,55,56,57,58,59,60,61,62)
さて、脈診講座のご報告もせず、いきなりYさん伝説です。
そっちは、必ず近日中にアップしますね。
と言うのも、またもや、衝撃的な一夜を過ごしてしまったのです。
一刻も早く、このことをみなさんとシェアさせてもらわないと。
とても講座のご報告など、冷静にできるものではありません。
さあ、今宵は、たっぷりと味わいましょう。
春の夜の珠玉のミステリーを。
そう、あなたとともに・・・。
木曜日は、いつも出張治療。
昼間は、法人契約してもらっている企業さんへ。
で、奇数木曜日は、そこからもう1社。
20時にそこを出ました。
もちろん、まだ、帰宅しませんよ。
っていうか、できません。
そう、黒ミサの洗礼を受けずして。
どうして、わが家に帰られると言うのでしょう?
「さぁー、今から行くかぁ。」
覚悟を決めて、Yさん宅へ足を向けます。
「あっ、そうそう、電話しとかないと。」
そこから、電車を乗り継いで30分。
Yさんにシャワータイムを確保してもらわなければなりません。
「・・・あっ、もしもし、谷田です。」
「あら、先生。」
「今、先方さんを出ましたので。」
「そうですか。」
「あと30分くらいでお邪魔できるかと思います。」
「はい、お待ちしています。」
「では、後ほど・・・。」
切ろうとした刹那。
「あっ、先生!」
「はい?」
「お店はもうシャッターを降ろしてますからね。」
「ええ、承知しています。」
Yたばこ店の閉店時間は、ほぼ18時。
少し早く感じるかもしれませんね。
でも、それで十分。
売れ筋のタバコとジュースは、店の前の自販機でOK。
店の中まで入って買うのは、常連さんばかり。
Yさんやお母さんとの会話を楽しむためだ。
「では、着いたら、インターホンを鳴らしますから。」
「えっ?」
「いえ、インターホンを・・・。」
「はぁ?」
そっかあ。
お母さんだけではありません。
最近は、Yさんも耳が遠くなって来られましたからね。
お元気と言っても、一応、70代ですから。
それに、大通りの歩道を歩きながら、携帯で話してますからね。
車の音なんかが入って、余計に聞こえにくいんでしょう。
では、お腹に息を吸い込んで。
大きな声で、はっきり&ゆっくりと。
「イ・ン・タ・-・ホ・ンを鳴ーらーしーまーすーかーらっ!」
これなら、聞こえただろう。
ちょっと周囲の注目を浴びてしまって、こっ恥ずかしいくらいだ。
しかし、次の瞬間。
予想外の返答が。
「そんなん、鳴らさなくていいですからっ!」
えっ!?
逆ギレ?
なぜ、そんなご機嫌が悪そうな声で?
私が何か怒らせてしまうようなことを?
いや、これまでの会話で、そんなはずは・・・。
これは、一体、どういうことだろう?
インターホンを鳴らさずに、どうやって中に入るというのか?
まさか店のシャッターを叩くわけにはいくまい。
それでは、あまりにも近所迷惑だ。
義理人情に厚いYさんが、そんなことを許されるはずもない。
店のシャッターではないとすると、もうひとつ。
『Yビル』としての入口がある。
そう、1階を店舗&住居とした5階建て。
Yさんの持ちビルなのだ。
しかし、あの入口は、オートロックだ。
私が来るのを入口でじっと待っているわけにも行くまい。
増してや、私が来るまで開けっ放しというわけには・・・。
そもそも、これまでも、ずっとインターホンを鳴らしていたではないか。
それを合図に、Yさんがリモコンでシャッターを開けてくれるのだ。
もしや、インターホンが故障したのか?
確かに、ビジネスホン連動型のドアホンは、年季が入った一品だった。
もちろん、保守本道のNTT製。
けど、先週までちゃんと作動していたではないか。
う~む。
分からない。
はっ!
まさか黒魔術の奥義『千里眼』を使われるというのか?
いえいえ、ご心配なく。
私は、至って現実的な方法で、魔界へ足を踏み入れることができたのです。
さあ、あなたもチャレンジして頂きたい。
この不可解な密室ミステリーの謎に・・・。
<考え中>
ここで、「続きは明日です。」にすると、吊るし上げになりそうですね(笑)
きっとあなたも衝撃を受けられることでしょう。
このコペルニクス的な発想の転換に。
はい、ご用意はいいですか?
心臓の上を軽く叩いておきましょう。
では、正解にまいります。
↓
「そんなん、鳴らさなくていいですからっ!」
「えっ、いやでも・・・。」
「チャイムを鳴らしてください、チャイムを!」
チャ、チャイム!!!
みなさん、チャイムですよ、チャイム。
『インターホン』ではありません。
『チャイム』と呼ぶのです、あの機器は。
こ、これは、やられた~。
そう、魔界には存在しないのです。
『インターホン』などという小洒落た一品は。
そもそも、「ホン」って、”PHONE”ですよね。
おばあちゃん語辞書に、そんな横文字が登録されるはずがないのです。
もし、あなたに70代以上のご親族がいらっしゃるなら。
きっと「チャイム」もしくは「ピンポン」とおっしゃるのではないでしょうか?
いや、うちのおばあちゃんは、ちゃんと「インターホン」って言いますよって?
だったら、よほどの「ハイカラさん」と言わねばならないでしょう。
とにかく、高めの「お知らせ音」なら、全て同じ。
インターホンだろうが、時計だろうが、学校の始業ベルだろうが。
み~んな、『チャイム』で包括されてしまうのです。
うかつだった、私としたことが。
Yさんの視点に立つことを忘れていたではないか。
これは、おっちゃん語辞書で「ベルト」と引いたら、「バンド」と出てくるのと一緒。
相手と同じ共通言語を駆使すること。
この仕事では、基本中の基本ではないか。
いや~、衝撃的だったなあ。
えっ、ムカついたって?
真剣に考えて損した?
そうですかぁ~?
じゃあ、ほんとに衝撃的だった脈診講座のお話を明日にでも。
では、今宵はこのあたりで。
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