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ショッピングサイト【アクトスモール(ACTOS Mall)】

2010年03月20日 00:01

木曜サスペンス劇場『閉ざされた扉』

果たして、あなたはこの謎を解き明かすことができるのだろうか?


行ってまいりました。

Yさん宅です。

「Yさん」でピンと来られない方は、こちらをどうぞ。

(Yさん伝説:101112131415161718192021222324252627282930313233343536373839404142434445,46,47,48,4950515253545556575859606162


さて、脈診講座のご報告もせず、いきなりYさん伝説です。

そっちは、必ず近日中にアップしますね。


と言うのも、またもや、衝撃的な一夜を過ごしてしまったのです。

一刻も早く、このことをみなさんとシェアさせてもらわないと。

とても講座のご報告など、冷静にできるものではありません。


さあ、今宵は、たっぷりと味わいましょう。

春の夜の珠玉のミステリーを。

そう、あなたとともに・・・。



木曜日は、いつも出張治療。

昼間は、法人契約してもらっている企業さんへ。

で、奇数木曜日は、そこからもう1社。

20時にそこを出ました。


もちろん、まだ、帰宅しませんよ。

っていうか、できません。

そう、黒ミサの洗礼を受けずして。

どうして、わが家に帰られると言うのでしょう?


「さぁー、今から行くかぁ。」


覚悟を決めて、Yさん宅へ足を向けます。


「あっ、そうそう、電話しとかないと。」


そこから、電車を乗り継いで30分。

Yさんにシャワータイムを確保してもらわなければなりません。


「・・・あっ、もしもし、谷田です。」

「あら、先生。」

「今、先方さんを出ましたので。」

「そうですか。」

「あと30分くらいでお邪魔できるかと思います。」

「はい、お待ちしています。」

「では、後ほど・・・。」


切ろうとした刹那。


「あっ、先生!」

「はい?」

「お店はもうシャッターを降ろしてますからね。」

「ええ、承知しています。」


Yたばこ店の閉店時間は、ほぼ18時。

少し早く感じるかもしれませんね。

でも、それで十分。


売れ筋のタバコとジュースは、店の前の自販機でOK。

店の中まで入って買うのは、常連さんばかり。

Yさんやお母さんとの会話を楽しむためだ。


「では、着いたら、インターホンを鳴らしますから。」

「えっ?」

「いえ、インターホンを・・・。」

「はぁ?」


そっかあ。

お母さんだけではありません。

最近は、Yさんも耳が遠くなって来られましたからね。

お元気と言っても、一応、70代ですから。


それに、大通りの歩道を歩きながら、携帯で話してますからね。

車の音なんかが入って、余計に聞こえにくいんでしょう。


では、お腹に息を吸い込んで。

大きな声で、はっきり&ゆっくりと。


「イ・ン・タ・-・ホ・ンを鳴ーらーしーまーすーかーらっ!」


これなら、聞こえただろう。

ちょっと周囲の注目を浴びてしまって、こっ恥ずかしいくらいだ。


しかし、次の瞬間。

予想外の返答が。


「そんなん、鳴らさなくていいですからっ!」


えっ!?

逆ギレ?

なぜ、そんなご機嫌が悪そうな声で?

私が何か怒らせてしまうようなことを?

いや、これまでの会話で、そんなはずは・・・。


これは、一体、どういうことだろう?

インターホンを鳴らさずに、どうやって中に入るというのか?


まさか店のシャッターを叩くわけにはいくまい。

それでは、あまりにも近所迷惑だ。

義理人情に厚いYさんが、そんなことを許されるはずもない。


店のシャッターではないとすると、もうひとつ。

『Yビル』としての入口がある。

そう、1階を店舗&住居とした5階建て。

Yさんの持ちビルなのだ。


しかし、あの入口は、オートロックだ。

私が来るのを入口でじっと待っているわけにも行くまい。

増してや、私が来るまで開けっ放しというわけには・・・。


そもそも、これまでも、ずっとインターホンを鳴らしていたではないか。

それを合図に、Yさんがリモコンでシャッターを開けてくれるのだ。


もしや、インターホンが故障したのか?

確かに、ビジネスホン連動型のドアホンは、年季が入った一品だった。

もちろん、保守本道のNTT製。

けど、先週までちゃんと作動していたではないか。


う~む。

分からない。


はっ!

まさか黒魔術の奥義『千里眼』を使われるというのか?


いえいえ、ご心配なく。

私は、至って現実的な方法で、魔界へ足を踏み入れることができたのです。


さあ、あなたもチャレンジして頂きたい。

この不可解な密室ミステリーの謎に・・・。


<考え中>


ここで、「続きは明日です。」にすると、吊るし上げになりそうですね(笑)


きっとあなたも衝撃を受けられることでしょう。

このコペルニクス的な発想の転換に。

はい、ご用意はいいですか?

心臓の上を軽く叩いておきましょう。

では、正解にまいります。





「そんなん、鳴らさなくていいですからっ!」

「えっ、いやでも・・・。」

「チャイムを鳴らしてください、チャイムを!」


チャ、チャイム!!!

みなさん、チャイムですよ、チャイム。

『インターホン』ではありません。

『チャイム』と呼ぶのです、あの機器は。


こ、これは、やられた~。

そう、魔界には存在しないのです。

『インターホン』などという小洒落た一品は。

そもそも、「ホン」って、”PHONE”ですよね。

おばあちゃん語辞書に、そんな横文字が登録されるはずがないのです。


もし、あなたに70代以上のご親族がいらっしゃるなら。

きっと「チャイム」もしくは「ピンポン」とおっしゃるのではないでしょうか?

いや、うちのおばあちゃんは、ちゃんと「インターホン」って言いますよって?

だったら、よほどの「ハイカラさん」と言わねばならないでしょう。


とにかく、高めの「お知らせ音」なら、全て同じ。

インターホンだろうが、時計だろうが、学校の始業ベルだろうが。

み~んな、『チャイム』で包括されてしまうのです。


うかつだった、私としたことが。

Yさんの視点に立つことを忘れていたではないか。

これは、おっちゃん語辞書で「ベルト」と引いたら、「バンド」と出てくるのと一緒。


相手と同じ共通言語を駆使すること。

この仕事では、基本中の基本ではないか。


いや~、衝撃的だったなあ。

えっ、ムカついたって?

真剣に考えて損した?

そうですかぁ~?

じゃあ、ほんとに衝撃的だった脈診講座のお話を明日にでも。


では、今宵はこのあたりで。

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