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解釈は要りません。
さて、脈診講座のご報告です。
私にとっても初めての4時間。
昼の部と夜の部。
どうなることやらと、「お任せ」で臨みました。
いろいろお話しさせてもらいました。
脈の取り方をちょっと真面目に説明しましたしね。
季節や体調によって起こる変化などについても。
一応、「講座」ですからね(笑)
でもね。
私が本当にお伝えしたかったことは、ひとつ。
「感じて」ください。
それだけです。
それは、みなさんにお伝えしているというよりも。
自分に言い聞かせていたのかもしれません。
だって、「頭でっかち」にはかなり自信がありますから(笑)
先日の記事でもお伝えしましたけどね。
こんなことを講座でやらせてもらいました。
まず、自分の好きな言葉を紙に書いてもらいます。
頭で好きじゃなくて、身体で好きな言葉。
イメージするだけで、胸が広がるとか、呼吸が深くなるとか。
で、逆に、苦手な言葉も書いてもらいます。
イメージするだけで、みぞおちがキューとしまるようなね。
で、それぞれを小さく折りたたんでもらいます。
そして、二人一組でペアになってもらいます。
まず、どちらかが脈を観ます。
で、ご自分が書いて折りたたんだ紙をペアの方に手のひらに載せてもらいます。
脈の変化を感じます。
感じられなくてもOKです。
次に、もうひとつ書いた紙を同様に手のひらに載せてもらいます。
同じように、脈の変化を感じます。
で、それぞれの脈の変化から、それぞれの紙に書いてある言葉を当ててもらいます。
これね。
当たる人は、連続して当たりました。
明らかに脈が違うんです。
見た目では、分かりません。
目をつぶってやっても一緒ですから。
ハズレちゃった方もね。
「違う」ことは、感じてもらったようです。
ただ、判断がつかなかったんです。
その脈の変化が心地よいかどうかの。
で、もうひとつやりました。
今度は、心地よい言葉だけ。
2枚書いてもらいました。
ただし、片方は心を込めて。
もう片方は、事務的に心を込めないで。
さすがに、これは、さきほどよりも感じにくかったようです。
気持ちの切り分けが難しかったかもしれません。
でも、ちゃんと感じられた方も結構いらっしゃいました。
同じ紙に、同じ言葉ですよ。
でも、脈はちゃんと変化したわけです。
これには、みなさん、驚いていらっしゃいましたね。
「へえ~」
を連発されてましたから(笑)
しかし、科学的見解では、疑問視される方も多いでしょう。
けどね。
正直、そんなことはどうでもいいんです。
そういうことに関心がある方は、ご遠慮頂いたほうがいいかもしれません。
脈はね。
生きているんです。
頭の私とは、別の意思がちゃんと働いているんです。
で、それをしっかりと感じられます。
ただ、感じるだけのもの。
けど、せっかく「感じた」のにね。
これに「解釈」を加えたがるのが、「頭」です。
「これぐらい強いと、荒れているってことかな?」
「さっき先生に』ちょっと速い』って言われたから、それに比べれば・・・。」
「あれ、急に脈が消えたようになったなあ。もしかして、指がズレたかな?」
講座でも申し上げました。
脈は頭で「理解する」ものではなく、「感じる」ものだと。
ただ、感じるだけなんです。
それに徹していると、自然に答えが出てきます。
「あっ、この脈の打ち方って、しんどそう。」
「あら、なんだか脈が穏やかになったような気がする。」
それでいいんです。
1分間に何回打ったら、速いとか、遅いとか。
大体、どれくらいの強さなら、「荒れている」ことになるのかとか。
そういう視点で観てしまうとね。
「感じ」られなくなるんです。
で、感じられなかったら、それでいいんです。
感じられないほどの微細な変化だったかもしれません。
頭で余計なことを考えていたからかもしれません。
それも含めて「私」ですから。
現在の「私」ですから。
それは、それでいいんです。
それとね。
もうひとつ、申し上げたいのはね。
「良い」「悪い」を判断できるものではないということ。
その「良い」って、何にとって、「良い」なのでしょう?
自分にとって?
では、そのご自分にとっての「良い」って、何が基準ですか?
そんなの相対的変化です。
絶対的に「良い」「悪い」モノなどありません。
脈が何だか穏やかで心地よさそうに打っている。
その事実があるだけです。
現象としてあるだけです。
そこに、評価を加えているのは、頭です。
ただ、このモノに意識を向けると、脈が穏やかになる。
どうやら、これが身体の、生命としての声らしい。
現実社会で生活する「頭」の私への大いなる参考意見にしてもらいたいだけです。
潜在意識も結構いい加減ですから(笑)
小さい頃に受けた記憶やトラウマなんかも反映されているでしょうしね。
でも、それも含めて「私」ですからね。
何でもかんでも絶対的な「神の声」が聴ける便利ツールじゃないんですよ、脈は。
だから、それに頼り切っちゃあいけません。
「頭」の私が、いい加減で、誘惑に弱くて、優柔不断なのも重々承知しています。
でも、神様は、そんな「私」で勉強しなさいと、チャンスを与えてくれたわけです。
何年か、何十年か分かりませんけど。
完璧になるための「仮の世」じゃないですよね。
ひたすら「学ぶ」ための「仮の世」だと思うんです。
だから、適度な「弱さ」が必要なんですよ、きっと。
そして、いずれ脈から参考意見を聴かなくても。
魂の私と、しっかりつながってくれれば。
「直観」がビシバシ冴えてくることでしょう。
多分、迷わないんでしょうね。
一切の理屈抜きで。
私は、そんな生き方がしたいなあと。
私こそ、そんな生き方がしたいなあと。
だから、東洋医学としての脈診を学ぼうとした時はね。
あまり情熱が湧いて来なかったんです。
つまり、それで病状を診断するっていう本来の脈診ですね。
でも、この仮の世を楽しむため。
学びを深めるための手段としてならね。
これは、大いに活用したいなあって。
だって、さきほど申し上げたペアワークでもね。
紙に書いた言葉で脈が変化するんですよ。
当然、頭では分かってないのにね。
身体では、しっかり感じているんです。
つまり、この世ではね。
頭では見えない、理解できない世界がちゃんとある。
科学では証明できない世界がちゃんとある。
それに気づけたら、生き方が変わるんじゃないか。
腰の重い私でも、少しはその気になるんじゃないか。
変化を嫌う私でも、自分の身体に教えてもらったのなら。
ちょっとは耳を傾けようかなあって。
ってことは、正直、その手段は「脈」でなくたって、いいわけです。
でも、私は、現在、この道を選んでいます。
で、たまたま、講座をやらせてもらっています。
それも自然な流れなら、きっと必然なんだろうなあって。
みなさんに伝わるかどうかは、結果です。
そりゃ、伝わって、喜んでもらえたら、嬉しいですよ。
でも、そうじゃないとしても、それも結果です。
ただ、私は目の前のことを楽しむだけなんです。
だから、この講座をね。
一番楽しませてもらったのは、私です。
おまけにお金までもらってしまいました。
返しませんけど(笑)
そうそう、参加者のTさんから、嬉しいメールをもらいました。
Tさんは、薬剤師で、オーラソーマ&ハーブのカウンセリングをされています。
で、早速、講座の翌日に。
ハーブのカウンセリングで、試されたようです。
本来なら、お客さんの症状からすると、このハーブだろうなあって。
でも、あまり嬉しそうな脈を打っていない。
で、セオリーからすれば、かなり思い切ったブレンドにされたようです。
すると、明らかに脈が違う。
こっちのほうが、お客さんの身体が喜んでそうだ。
実際、お客さんの表情も変わり、ご満足頂けたそうです。
で、「脈はおもしろいー!」っていう嬉しいメールを。
いやー、いいですねえ。
まずは、そこからですよ。
しっかり楽しんでください。
そうそう、他の参加者のみなさんからも。
講座の感想をそれぞれのブログでアップして頂いてます。
・hanaさんのブログ
・うりゃこさんのブログ
・sammyさんのブログ
・主催者いちごさんのブログ
結局、一番タメになったのは、私かもしれません。
ご縁を頂いたみなさん。
ほんとうに、ありがとうございます。
次の経絡・ツボ講座も楽しみにしていま~す。
では、今宵はこのあたりで。
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