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2010年08月28日 00:01

スゴイ人はいらない!?

引っ張ってもらわなくていいんです。


ついに出たっ!

と言っても、私の下っ腹ではありません。

最近、少々出てきておりますが(笑)


民主党の小沢さんが代表選に出馬されるそうですね。

ここんとこ、マスコミはその話題で持ち切り。


でも、まあ、

「ふ~ん」

ってかんじですよね(笑)


「代表選に勝利」=「首相就任」ですからね。

そりゃ、注目もされるでしょう。


ちょうどそんな時にね。

以前に読んだ本のあるエピソードを思い出しました。

『手ばなす技術』 伊藤守 講談社 1,260円


その中に「二人の首相」という一節があります。

イギリスのある若い女性が、二人の男性からデートに誘われました。


ひとりは、ウィリアム・E・グラッドストン。

有能な外交官です。


もうひとりは、ベンジャミン・ディズレーリ。

代表作『ヴィヴィアン・グレイ』を著した小説家です。


実は、二人とも後にイギリスの首相を務めたほど優秀な人物。


彼女はまず、グラッドストンと夕食に出かけました。

帰宅してデートの印象を尋ねられると、

「彼はイギリスでいちばん頭のいい男性ね。」


そして次に、ディズレーリと夕食に出かけました。

帰宅してデートの印象を尋ねられると、

「ディズレーリは、私がイギリスでいちばん賢い女だって気分にさせてくれたわ。」

と感慨深げに答えました。


著者の伊藤さんは、

「次に出てくる首相に期待したいのは、『私たちはすばらしい』と心から思わせてくれることかな。」

と、おっしゃっています。


なるほど~。

いや~、深いなあ。


残念ながら、ちょっと違いますよねえ。

菅さんも、小沢さんも。


特に、小沢さんの側近の方たちは、

「こんな時だからこそ、強いリーダーシップが必要なんだ。」

と、PRされてますね。


それって、いわゆる「スゴイ人」ですよね。

でも、いくら200%の能力を発揮されてもね。

所詮は、その人「ひとり」なんです。


国民を「その気」にさせるほうがね。

はるかに効果は大きいでしょうね。

こんな時だからこそ。


私も講演なんかさせてもらっているとね。

つい自分がスゴイ人に

「なろう、なれる・・・いや、すでにそうかも。」

なんて思っちゃうんですよ。

お恥ずかしいかぎりですが(笑)

それによって、自分の存在感を示したいんですよね。


他人事のように観ていた民主党の代表選争い。

まさに、「他人のふり見て、我がふり直せ。」ですね。


最後に、ディズレーリの名言をどうぞ。


あなたが他人にしてあげられる最も偉大なことは、

冨を分け与えることではなく、

その人の中にある素晴らしさを示してあげることでなのです。



では、今宵はこのあたりで。

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