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引っ張ってもらわなくていいんです。
ついに出たっ!
と言っても、私の下っ腹ではありません。
最近、少々出てきておりますが(笑)
民主党の小沢さんが代表選に出馬されるそうですね。
ここんとこ、マスコミはその話題で持ち切り。
でも、まあ、
「ふ~ん」
ってかんじですよね(笑)
「代表選に勝利」=「首相就任」ですからね。
そりゃ、注目もされるでしょう。
ちょうどそんな時にね。
以前に読んだ本のあるエピソードを思い出しました。
『手ばなす技術』 伊藤守 講談社 1,260円
その中に「二人の首相」という一節があります。
イギリスのある若い女性が、二人の男性からデートに誘われました。
ひとりは、ウィリアム・E・グラッドストン。
有能な外交官です。
もうひとりは、ベンジャミン・ディズレーリ。
代表作『ヴィヴィアン・グレイ』を著した小説家です。
実は、二人とも後にイギリスの首相を務めたほど優秀な人物。
彼女はまず、グラッドストンと夕食に出かけました。
帰宅してデートの印象を尋ねられると、
「彼はイギリスでいちばん頭のいい男性ね。」
そして次に、ディズレーリと夕食に出かけました。
帰宅してデートの印象を尋ねられると、
「ディズレーリは、私がイギリスでいちばん賢い女だって気分にさせてくれたわ。」
と感慨深げに答えました。
著者の伊藤さんは、
「次に出てくる首相に期待したいのは、『私たちはすばらしい』と心から思わせてくれることかな。」
と、おっしゃっています。
なるほど~。
いや~、深いなあ。
残念ながら、ちょっと違いますよねえ。
菅さんも、小沢さんも。
特に、小沢さんの側近の方たちは、
「こんな時だからこそ、強いリーダーシップが必要なんだ。」
と、PRされてますね。
それって、いわゆる「スゴイ人」ですよね。
でも、いくら200%の能力を発揮されてもね。
所詮は、その人「ひとり」なんです。
国民を「その気」にさせるほうがね。
はるかに効果は大きいでしょうね。
こんな時だからこそ。
私も講演なんかさせてもらっているとね。
つい自分がスゴイ人に
「なろう、なれる・・・いや、すでにそうかも。」
なんて思っちゃうんですよ。
お恥ずかしいかぎりですが(笑)
それによって、自分の存在感を示したいんですよね。
他人事のように観ていた民主党の代表選争い。
まさに、「他人のふり見て、我がふり直せ。」ですね。
最後に、ディズレーリの名言をどうぞ。
あなたが他人にしてあげられる最も偉大なことは、
冨を分け与えることではなく、
その人の中にある素晴らしさを示してあげることでなのです。
では、今宵はこのあたりで。
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